彼氏に指摘されると気になる…

おりもののにおいは病気のサイン?

2014.02.19 WED


経血やおりものによって、湿度が高くなりやすい女性のデリケートゾーン。アンダーヘアのお手入れをするなら、自己処理のほか、レーザーやブラジリアンワックスなどの選択肢も 画像提供:Pixta(ピクスタ)/Nejron Photo
女性の場合、人には相談しにくいけど、ちょっと気になる体の悩みってありますよね。例えばおりものの変化。性病になるとおりものが臭くなるって聞いたことがあるけど、やっぱり何かの病気のサイン? 産婦人科医で性科学者の宋美玄(そん みひょん)先生に聞いてきました。

「においだけで判断するのは難しいですね。においは誰にでもありますし、生理周期によってにおいも変化します。性交の時に彼から指摘されたと言って受診する女性も多いですが、検査してみると特に問題無い人が多い。中には細菌性膣炎やクラミジアの人もいますが、それとにおいが必ずしも関連性があるとは言い切れません」(宋先生)

膣ではなく、性器周辺のアポクリン汗腺からにおいが出ている人もいるが、そのにおいは性交の時などにしか出ないので、婦人科で診断するのは難しいそう。もし可能性がある場合は美容皮膚科などでの治療を提案する場合もあるのだとか。また、日本人はアンダーヘアを処理する習慣が無い人が多いが、それによって湿気が籠もり、嫌なにおいを発することも。

「ちょっと気になる程度なら、まずはアンダーヘアを処理してみるのもひとつの方法かもしれませんね。おりものや経血が付着しなくなるだけでも、かなり快適になるはずです」(同)

もちろん、ナプキンやおりものシートはこまめに取り替えるなど、周辺を清潔に保つのも大切なこと。また、膣は肛門に近いため、膣の中で大腸菌などが増えて膣内の環境が変化してしまうこともあるそう。そうならないために、腸内環境を整えることも、膣の健康につながるそうです。

ただ、おりものの変化で注意したほうがいいケースもあるそう。

「茶色や黒のおりものが出たら要注意です。子宮頸がんで不正出血した血液が酸化して出てくることもあります。不正出血というと赤を思い浮かべがちなので、不正出血があったことに気がつかないケースもあるんですよ」

また、おりものの量も、膣炎や性感染症で増えることがあるそう。とはいえ、おりものだけで病気かどうかを判断するのは難しいうえ、気にしすぎるのも良くないとのこと。年に一度は子宮がん癌検診を受け、ちょっと気になっていることはその時に相談したり、おりものの検査を一緒に受けるのが良いそうです。

(相馬由子)

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