ドライヤーは約10年、コタツは8.2年…

生活家電の買い替えどきはいつ?

2014.03.10 MON


どんな家電でも、適切なお手入れをすれば確実に寿命は伸びるので、取り扱い説明書をよく読んで正しく使うのが基本だ
2年前に5000円ほどで買ったドライヤーの調子が悪い。修理の保証期間も切れているし、寿命だから買い替えようかなと思ったが、そもそもドライヤーの寿命ってどのぐらいなんだろうか。生活家電の“平均寿命”がわかれば、適切な買い替えタイミングも見極められるかもしれない。

とりあえず、そのドライヤーを買った大型家電店の店員に、「2年で壊れたんですけど、これって寿命ですか?」と聞いてみた。 

「寿命かどうかはわからないですね。お客様の使い方にもよりますから…」

と、模範解答。もちろん、保証期間内なら修理や交換に応じてくれるが、それは「初期不良」に該当するそうだ。

今度は某大手家電メーカーに「電気炊飯器は、普通どのぐらいで買い替えるものなのか」と問い合わせてみたところ、

「当社では、特に平均的な寿命の指標というものは定めていません」

との回答。買い替えのタイミングについても、

「お客様によりご判断の基準は異なるかと思われますので、一概にはお答えいたしかねます」

と具体的な年数はわからなかった。

そこで、国立環境研究所「資源循環・廃棄物研究センター」の「LiVES」というデータベースで調べることに。これは、エコロジーとリサイクルの観点から、モノの寿命を研究し、膨大な情報を集めたものだ。

ここでは、モノが作られてから廃棄処理されるまでを「製品寿命」、ユーザーが入手してからゴミやリサイクル品として手放すまでを「国内サービス期間」と定義している。ドライヤーなら、「国内サービス期間」は平均6年。最終的に廃棄されるまでの「製品寿命」は10年弱だという。

ちなみに、電気炊飯器は「国内サービス期間」の03年のデータで平均9年ほど。コタツは8.2年、電子レンジは13.2年だ。エアコンは12.7年、デジタルカメラが6.6年、電気カーペットが9.9年だった。

この平均以上に使っている生活家電があるなら「ご長寿」ということになる。これは買い替えタイミングの目安にもなるかもしれない。

誰でも長生きしたいように、家電だって長寿であってほしい。大事に使って「天寿を全う」させてあげたいものだ。
(大谷弦/清談社)

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