20代の平均貯蓄額は231万円。あとどれだけ貯めればいい?

40歳までに必要な老後の貯蓄額

2014.03.20 THU


標準的な年金受給世帯の年金額の推移(厚生労働白書より)。わずかずつではあるが、年々目減りしている 図版作成/藤田としお
20代単身世帯の平均貯蓄額は約231万円(金融広報中央委員会「平成25年、家計の金融行動に関する世論調査」より)。みんな意外に貯めているのかと思いきや「貯蓄なし」と答えた世帯も約3割に上る。若手の薄給では、貯蓄に回す余裕がないのも無理はない。とはいえ、将来に向け少しでも蓄えは残したいところだ。そこで、All About「預金・貯金」ガイドの坂本綾子氏に「40歳までに必要な貯蓄額」を聞いたところ、最低でも500万円は貯めておきたいとの回答が。

「老後の生活費は夫婦2人で最低でも月約22万円必要といわれています。平均寿命の80歳前後まで生きたとすると合計3960万円。現状の年金水準(夫の厚生年金と妻の国民年金で月額23万円)であれば、生活費だけはギリギリ賄うことができますが、老後にかさむ医療費や家のリフォーム代を考えると、さらに1000万円ほどの余裕がほしいです。大手企業の場合なら1500万~2000万円程度の退職金が見込めますが、実際には退職金が100万円未満の企業も多い。そのため、定年までに少なくとも1000万円は自力で蓄えたい。そう考えると、比較的支出の少ない40歳までに500万円の貯蓄を目標としたいところです」(坂本氏)

では、無理なく目標額を目指すには、どんな貯蓄プランを立てればいいのだろうか?

「まずは月給の1割を貯蓄に回しましょう。その上で収支のピークを見定め、余裕がある時にもう1割上乗せできればベスト。現在25歳の会社員が30歳で結婚、子ども1人を授かった場合、支出のピークは学費と住宅ローンが重なる50代前半。対して、今後は収入のピークが30代半ば~40代前半になると予想されます。余裕のあるこの時期に貯蓄に努め、目標に近づけることが重要」(同)

なお25歳から15年で500万円となると月2万7800円の貯金が必要。これくらいならなんとかなる?
(榎並紀行/やじろべえ)


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト