環境とお財布に優しい新感覚住宅

需要拡大 「発電型住宅」続々登場

2014.04.06 SUN


Graph-S / PIXTA(pixta.jp)
大和ハウス工業の「SMA×Eco HOUSE」は、太陽光発電などでエネルギーを創る「創エネ」、LED照明などの「省エネ」、家庭用蓄電池を使ってエネルギーを蓄える「蓄エネ」が融合した新しいタイプの住宅だ。蓄エネに使われるのは、近年新しいエネルギー源として注目を集め、大手家電メーカーなどもこぞって開発を進めている「リチウムイオン電池」。従来のニッケル水素蓄電池などと比べて寿命が長く、充放電効率が高いという。

驚くのはその省エネ効果だ。

「当社のシミュレーションによれば、『SMA×Eco HOUSE』と一般住宅を比較した場合、CO2を71%削減、光熱費は100%削減することができます」(大和ハウス工業・広報企画室)

100%とは驚き。環境だけでなく家計にもやさしい住宅といえそうだ。

一方、マンション業界では、サンケイビルが開発した「発電型マンション」が話題に。7月中旬から分譲開始する「ルフォン井の頭公園」は、1戸当たり6枚(1.29kW)の太陽光発電システムを採用。その発電量はリアルタイムでガス給湯器リモコンに表示される。太陽光発電システムと発電量などを表示できるガス給湯器リモコンを導入したマンションは国内初の試みだという。

こうしたエコ住宅や省エネ設備を購入する際に利用したいのが、国や自治体による補助金制度。その代表格である「住宅エコポイント」は今年の7月31日着工分までで終了するが、太陽光発電やエネファーム導入に際しての補助金制度は半年先まで続く予定だ(ただし、予定額に到達次第終了)。

こうした補助金制度が追い風となり、太陽光パネルを設置する世帯は全国的に拡大している。電気も自給自足が当たり前。近々、そんな時代がやってくるかもしれない。
(榎並紀行)

※この記事は2011年07月に取材・掲載した記事です

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