実は2006年7月より全住宅に設置義務付け!

24時間換気システム導入価格は?

2014.04.10 THU


エアコンの効いた室内で過ごしていると、つい忘れがちになるのが換気。たまには窓を開け、よどんだ空気を入れ替えないとカビやダニが発生しやすくなってしまう。

しかし、これから肌寒くなれば、窓を開けて寒い空気を取り込むのもおっくうになってくる。何か解決策はないものか? 住宅ジャーナリストの櫻井幸雄さんに聞いてみた。

「そういう方のために『24時間換気システム』があります。機械式換気、強制換気などと呼ばれるもので、電動ファンなどを使って強制的に室内の空気を入れ替えるため、窓を開けずに新鮮な空気に保つことができます」

窓を開けて行う従来の換気は外風や室内外温度差の影響を受けやすく、空気の入れ替えがうまくいかないこともあるが、24時間換気システムなら常に安定した換気が可能だという。

じつはこうした換気設備は、シックハウス症候群予防の観点から新築や増改築する住宅には設置が義務付けられている。ただ、設置を義務付ける建築基準法が改正されたのは2003年7月で、それより前に建てられた物件には設置されていないケースも多い。後付けするとしたら、どんなタイプを選べばいいのか?

「24時間換気システムには、部屋ごとに換気を行う『個別換気システム』と、天井裏に取り付けた換気ユニットとダクトで家全体の換気を行う『セントラル換気システム』があります。前者の方が費用は若干安く、施工も簡単です」(パナソニック電工広報部)

大がかりな工事や費用を必要とする「セントラル換気システム」を既存住宅に後付けするのは現実的に難しいものの、「個別換気システム」なら手軽に取り付けられる住宅も多いという。気になる費用だが、個別換気システム用の換気扇であれば、1台あたり3万円程度(部材、施工費別)。電気代の目安は、月々80円程度という(電気料金目安単価は22円/kWh(税込)として計算)。

設置費用とランニングコストはかかるものの、もし設置が可能な住宅事情であれば導入を考えてみてもいいかも(榎並紀行)

※この記事は2011年9月に取材・掲載した記事です

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