通勤ストレスも呼び出しもイヤ!?

R25世代の理想の通勤距離・時間

2014.04.17 THU


朝は満員電車でぐったり、夜は終電を逃して自腹でタクシー。こんなことなら、高い家賃を払ってでも「会社の近くに住みたい!」と思っている人も多いのでは? 最近では会社の近くに住むと“近距離手当”が出るIT企業も登場しているが、なかには「仕事とプライベートを区別したい」と敬遠する声も。

では、実際のところ、R25世代は会社からどのくらいの距離に住みたいと思っているのか? 25~34歳の未婚男性360人(首都圏、大阪、愛知在住)にアンケート調査を行ってみた(2011年8月実施)。

まずは、現在の通勤時間。最も多いのが「1時間~1時間半未満」で21.1%だが、次点の「45分~1時間未満」は20.8%、3位の「15分~30分未満」も19.7%といずれも僅差。そのほか、「1時間半~2時間未満」5.3 %、「5分未満」7.5%と、近くから遠くまで意外とバラついていることがうかがえた。

これに対し、“理想の通勤時間”を聞いてみると、「15分~30分未満」が38.1%と断トツ。2位が「30分~45分未満」で21.4%、3位が「5分~15分未満」で14.2%と続く結果に。

なぜ意見が割れるのか、その背景を探ってみると、「15分~30分未満」を選んだ人の理由から、彼らのホンネが垣間見えた。まず当然のごとく目につくのは、「ギリギリまで寝てたいから」(29歳)、「終電を気にせず仕事ができる、歩いてでも帰れる範囲」(34歳)など、“近さ”に注目した理由。一方、それと同様に目立ったのが“近すぎない”というもの。「これ以上近いと簡単に呼び出されてしまうから」(26歳)、「近すぎて、職場と同じ環境で暮らすのは嫌」(29歳)、「休みの日に近所で会社の人に会いたくない」(28歳)など、職場が近すぎるとプライベートの妨げになると考える人が多いことがわかった。

とはいえ、約8割の人が「ある」と答えた“交通費支給”に比べ、“住宅手当”は約2割にとどまる。都心部で働く人にとっては、「通勤15分~30分未満」圏内に住むのは、家賃を考えるとなかなか厳しい。「近くに住む分、残業で稼がなきゃ」なんて本末転倒にならないよう、“理想”と“現実”を見極めるのもお忘れなく!
(斉藤陽子)

※この記事は2011年09月に取材・掲載した記事です

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