そもそもなぜこんなモノを持ってきたのか…

「ホテルの忘れ物」一番多いのは?

2014.04.20 SUN


秘かな趣味の一品はもちろん、パスポートなど旅の必需品の忘れ物にはくれぐれもご注意を skabetty / PIXTA(ピクスタ)
世界527店舗を展開する英国のホテルチェーン「トラベルロッジ」の発表によると、昨年(2012年)一番多かった宿泊客の忘れ物はパジャマだったとか。朝、寝ぼけ眼で着替え、急いで荷物をまとめてチェックアウト…という行動が、思わぬ忘れ物に繋がっているのかもしれません。

が、パジャマなんてまだ序の口。なかには「なんでこんなものが?」という忘れ物まで…。ざっとこんな感じです。

・バケツ一杯の生きたカニ
・当選している宝くじ
・ハリーポッターが持っていた魔法の杖(のような棒)
・(2人で入る)馬の着ぐるみ
・ケースにダイヤがあしらわれているiPhone
・豊胸用のシリコン

忘れていったのか、あえて置いていったのか、どっちともとれる微妙なアイテムもありますね。同ホテルの広報担当シャキーラさんはこう語ります。

「高級スポーツカーのキーからトランクにぎっしり詰まったチョコレートバーまで、私たちのホテルには毎日さまざまな忘れ物が届けられます。さながら人間社会の縮図を見ているようですよ」

ちなみに書籍の忘れ物は、昨年1年間だけでおよそ2万冊! そのうちの7000冊は、発売後3カ月間にイギリスだけで3000万部を売った『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(E・L・ジェイムズ)でした。まさに世界的ベストセラーならではの存在感。

実はこの作品、30~40代の子持ち女性に大人気の“マミーポルノ”。SM趣味の若き億万長者が女子大生を鞭で打つやら縛るやら──といった官能小説なのです。この本の大ヒットで、おもちゃの手錠の売り上げが増え、「来年はベビーブームが来る」と予測する一部メディアも。

たかが忘れ物と侮ってはいけません。ホテルから忘れ物の連絡を受けて取りに行くときの気まずさは容易に想像できるでしょう。秘かな趣味嗜好が発覚しないよう、旅行や出張の際はくれぐれもご注意を。
(筒井健二)

※この記事は2013年4月に取材・掲載した記事です

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