ニーズに応えて進化中!

多様化する浄水器の最新事情

2014.04.29 TUE


用途別に多様化している浄水器。公園などの外出先で水道水をそのまま飲むのに抵抗がある人は、持ち運び可能な浄水ポットやタンブラーを使ってみては?
ここ数年、浄水器マーケットが盛り上がっている。店頭には多種多様な製品が並び、いざ購入しようと思ってもそれを選んでいいか迷う人も多いだろう。実際、量販店で説明書きを読んでみると「遊離残留塩素:総ろ過水量100L/除去率80%」など、どの製品でも「除去率80%」という数字が並んでいる。

最新の浄水器でも、不純物や有害物質の20%は残っちゃうの…? なんて思ってしまうけれど、実はコレ、「80%しか除去できない」という意味でなく、家庭用品品質表示法にのっとり、「どれだけの水をろ過したら、除去率が80%に低下してしまうか」を表示したものなのだとか。つまり「総ろ過水量100L/除去率80%」なら、100L分の水をろ過するまでは80%以上の除去率を維持できるということ。

浄水フィルターやカートリッジの有害物質除去能力と、その持続性は年々進化しており、かつてはひと月も持たずに効果が落ちることもあったが、現在は数カ月~1年と長持ちするようになっている様子。そして最近では、ユーザーの用途に応じて、バラエティー豊かな製品が発売されているようだ。

例えば、三菱レイヨン・クリンスイの携帯できるタンブラー型浄水器「クリンスイタンブラー」。4月に発売されたこの商品は、水道水を入れて1~2分間振るだけで、カルキ臭の原因となる「遊離残留塩素」を除去し、クリアな水にできることがウリ。「どこでも手軽においしい水を飲みたい!」という人から人気を博している。

一方、同じくこの4月にリニューアルされた、ブリタ・ジャパン製の「アルーナ XL」は、“料理”にフォーカスした浄水ポット。2Lの大容量で、カビ臭の原因となる「2-MIB」なども除去できる。圧力をかけずじっくりろ過する仕組みで、「ご飯の研ぎ始めに使うと甘みのある炊き上がりになり、スープに使うと調味料が少なくて済む」とのことだ。

さらに、一般社団法人浄水器協会が推奨しているのは「浄水シャワー」。主に「遊離残留塩素」を除去するもので、皮膚や毛髪への刺激を低減する効果が期待できるんだとか。こちらも据え置きタイプだけでなく、シャワーヘッド型や、ヘッドとホースの間に装着するタイプなど、バリエーションが広がっている様子。肌や毛髪にトラブルを抱えている人は、試してみる価値はあるかも。

このほか各メーカーから様々な浄水器が発売されているので、まずは自分がいつ、どこで、どんな使い方をしたいのか冷静に考えてみるといいだろう。
(橋川良寛/blueprint)

※この記事は2012年4月に取材・掲載した記事です

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