お決まりパターンがいいらしい

快眠に役立つ「入眠儀式」とは?

2014.05.20 TUE


面倒くさいからわざわざ寝る前に着替えない、という人も多いかもしれませんが「寝間着に着替える」というのも入眠儀式になるようですよ イラスト:藤田としお
適度な運動、ぬるめのお湯につかる、正しい食事…。快眠をもたらす方法はいくつかあるけれど、睡眠障害に詳しい杏林大学の古賀良彦教授によれば、「入眠儀式」というものが簡単に取り入れられて効果も高いそうだ。これは「寝る前にやると寝付きが良くなる決まった行動」のことで、その習慣化がスムーズな入眠につながるのだとか。なかでも、音楽と香りが手軽に取り入れやすいのでおススメとのこと。

そう聞けば、巷で眠りに役立つと売られている「癒やしの音楽」「落ち着く香り」をとりあえず入手しようと考えるかもしれないけれど、それはちょっと早計。

例えば「癒やしの音楽」とされるものには、オーケストラの曲や、川のせせらぎなどいくつもあるけれど、そんな音楽でも心地よく感じられない、眠くならないというのであれば逆効果。あくまで自分の感覚で選ぶことが大事。そして、レパートリーはあまり増やさず、毎度同じ曲を小さめの音で流すのが基本です。また、寝付いたあとは自動的に切れるようにタイマーもセットしておけばベストでしょう。

また香りについても同様。一般的にはラベンダーなどの香りに鎮静効果があるといわれていますが、実際に自分で嗅いでみて心地よく眠れそうなものを探しましょう。「わざわざアロマグッズを買うのはちょっと…」という人は、シャンプーを香りで選んでみるのがいいかもしれません。

もちろん入眠儀式になる習慣は人それぞれ、自分の感覚でなにを“儀式”にしてもかまいません。ただし、テレビやPC、スマホなどの強い光は脳を覚醒させてしまうので、寝る前の習慣としては望ましくないようです。

最後に強調しておきたいのは「今日はすでに眠いからやらない」「今日は眠れなそうだからやる」といった性格のものではないということ。毎日の習慣にしておくことが重要で、明日は早く起きなくてはならない…といった「ここぞというとき」に急に始めても意味がないんです。いつかくる「ここぞ」のために、今日から夜の儀式、始めてみますか?

※この記事は2013年5月に取材・掲載した記事です

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