長時間デスクワークをするとダメって本当?

座り仕事でお尻に黒ずみができる?

2014.04.30 WED


自分では気づきにくいけれど、お尻の下は案外目立つもの。黒ズミのケアとあわせ、垂れないようにお尻の下部を鍛えて、きれいなヒップラインを目指しましょう 画像提供/リュウタ/PIXTA(ピクスタ)
お風呂に入る前、ふと思い立って後ろ姿を鏡でチェックしたら、お尻の下あたりに黒ズミが! 触ってみると、骨が出っ張っている部分が黒ずんでいる様子。ちょうど座ったときに当たる部分だから、もしや日頃長く座り仕事をしているせいで、すれて黒ずんでしまったの? 小林メディカルクリニック東京の小林暁子先生に教えてもらいました。

「その可能性は高いですね。座ると骨盤が傾くため、骨盤の底部にある坐骨がちょうど座面に当たります。そのため、長時間座っていると座面と坐骨が圧迫しあい、その圧によってお尻の下側が黒ずみやすいです。とくに硬い椅子に座っている人や、お尻の肉があまりない人ほど要注意です。また、お尻の下には足の付け根があるため、曲げ伸ばしするための関節があります。関節周辺は様々な動きに耐えられるよう、たるみのある皮膚で覆われています。ひじやひざも同様ですが、たるんだ部分は色素沈着しやすいのが特徴です」

つまり、椅子による圧&皮膚の色素沈着の2つの原因により、お尻の下側は黒ズミやすいということか…と納得していたら、実はさらに大きな原因として、下着の質もあるという!

「かわいい下着の多くが化学繊維を使っていますが、非常に肌を傷つける素材です。また、スキニージーンズやレギンスなど、お尻にぴったりフィットする衣類にも、化学繊維が混ざっていることがあります。そのせいで肌表面に細かい傷がつき、さらに色素沈着が進んでしまいます。もちろん、入浴時に体を洗うときもナイロンタオルのような化学繊維のものは避けた方がよいでしょう」

下着や衣類、体を洗うタオルのせいで黒ズミが進むとは、考えてもみませんでした! では、どのようにケアすればよいでしょうか?

「関節の周辺にある、たるみのある皮膚は角質層が分厚く、肌がほかよりも強いのが利点です。スクラブなどで優しくこすり洗いをしたり、ゴマージュやピーリングジェルで古い角質を落とすケアをしたりしたあと、しっかり保湿とマッサージをして肌を柔らかくしましょう。黒ズミを完全になくすことはできなくても、多少の改善にはつながりますよ。また、硬い椅子に座っている人はクッションを敷くなど、坐骨が椅子に当たらない工夫をすることも大切です」

もうすぐ水着の季節! どんなにダイエットを頑張って、素敵なプロポーションで水着を着こなしていても、お尻の下が黒ずんでいたら生活感が出て魅力が半減…。今のうちに、せっせと黒ズミ対策を心がけましょう!
(富永明子)

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト