まず寄せつけない工夫をしよう

ハーブの香りがゴキブリに効く?

2014.06.27 FRI


これからの季節、生ゴミなどを放置すると腐った匂いでゴキブリをおびき寄せてしまうかも。あらかじめレモンやミントなどを使って、ゴキブリが寄りつきにくい環境づくりを!
夜中、キッチンの隅から、茶色いものがカサカサ…。高層階住まいでもない限り、誰でもそんな恐怖を味わったことがあるだろう。駆除グッズは数あれど、できれば見たくもないのがゴキブリ。そもそも家に寄せつけないようにする方法はないのだろうか?

「ゴキブリは嗅覚がとても鋭く、好きな匂いに惹かれてキッチンに寄ってくるんです。ゴキブリは熱帯産の昆虫で雑食性なので、タマネギやビール、ジュースなど、甘い匂いや腐った果物の匂いを好みます。生ゴミや、これからの時期はビールの空き缶をベランダに出しておくと、ゴキブリを寄せつけることになるので、まずはこのような匂いのするものを置かないことが大事です」

そう教えてくれたのは、All Aboutの「害虫駆除」ガイドで、ゴキブリ対策にも詳しい住宅ライターの藤原千秋さんだ。生ゴミにビール缶、思い当たる人も多いのではないだろうか? では、逆に嫌いな匂いもあるのだろうか?

「ハッカやペパーミント、レモンなどの強い柑橘系の匂いはあまり好まないといわれています。また、ユーカリやローズマリーなど殺菌作用が強いとされるエッセンシャルオイルの匂いも、ゴキブリは好みません」

なるほど。人間にとっては心地良い匂いだが、ゴキブリにとっては嫌な匂いなのだ。では、この匂いを部屋にまけば、ゴキブリを寄せつけずに済むのだろうか?

「残念ながら、匂いの効果だけでゴキブリを防ぐことはできません。あくまで補助的な手段であり、一般の住まいであれば掃除が一番効果的。ゴキブリはエサになる食べ物と湿気があり、ホコリやカビがたくさんある環境を好みます。しかも、仲間が集まっているところに寄ってくるので、いったん寄せつけてしまうと撃退が大変。逆にエサがなくキレイな場所にはわざわざやってきませんから、掃除と匂い効果を組み合わせるといいと思いますよ」

具体的には、ペパーミントのエッセンシャルオイルやハッカ油を垂らした水や、セスキ炭酸ソーダを溶かした水溶液(オイルは1%、セスキ炭酸ソーダは5%の希釈が目安)を拭き掃除に使用。浸して絞った雑巾やぼろ布で、冷蔵庫や食器棚と壁との隙間などゴキブリが好む場所を拭き掃除すれば、ゴキブリが嫌う環境が作れるという。

「ただし、この拭き掃除で黒い点々を見つけたら要注意。これはゴキブリの糞の可能性が高いので、その場合は掃除と同時に、ホウ酸団子などの毒餌式殺虫剤やトラップ式のもので駆除しましょう」

ちなみに、マンションの隣の部屋がゴミ屋敷でも、自分の部屋がきれいならゴキブリは寄ってこないとのこと。となれば、ゴキブリが来るも来ないも、すべては自分の掃除次第ってことですね…。
(斉藤陽子)

※この記事は2012年6月に取材・掲載した記事です

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