クーラーなしでも安眠できる!?

寝苦しい夜を乗り切る快眠グッズ

2014.06.28 SAT


「熱帯夜で眠れずに体調を崩すと、日中にエアコンの設定温度を低くしないとダルくて動けない…ということにもなりかねない」と坪田さん。特に暑い夜は無理をせず、クーラーの力も借りましょう
寝苦しい夜に悩まされる季節がやってきた。ついついクーラーのリモコンに手が伸びてしまうけれど、つけっぱなしは気が引けるし、夏風邪などの体調不良につながってしまうことも…。

クーラーに頼らなくても気持ちよ~く眠れる方法や“快眠グッズ”はないの? ということで、日本睡眠学会に所属し、All Aboutの睡眠ガイドを務める坪田聡さんにうかがった。まずは枕選びのコツから。

「深い眠りを得るためには、入眠後3時間は体温を下げるのが大事。冷却効果が長続きするものを選びましょう。天然素材なら、熱を持ちにくい籐の枕もいいですね」

オススメは、今年5月に発売され話題を呼んでいる循環式冷却枕シートの「COCOMIN(ココミン)」。普段使いの枕の上に敷いてスイッチを入れると、シート内の水が循環し、朝まで一定の温度に保ってくれる。電気を使わないものなら、低反発枕の中に冷却素材を内蔵した「フローズンテック ピロー」(アキレス)がありこちらはヒンヤリ感が8時間ほど持続するという。では、シーツやマットは、どんなものを選べばいいのだろうか。

「シーツやマットは、涼しくなる繊維が織り込まれたものや、清涼感がありベタつかない『寝ござ』がオススメです。また上掛けは、ガーゼのようなサラサラした素材を選ぶこと。タオルケットだと、体にまとわりついて寝返りが打ちにくくなるため、睡眠の質が低下します」

シーツ・マットも各社から発売されているが、注目は4月発売の「涼感寝具そよそよ」(アテックス)。エアコンマットと呼ばれるこの寝具は、本体に備え付けられたファンからマットの中へ風が流れ、熱気・湿気を放出してくれる。さらに、取り外し可能なウォータージェルを冷蔵庫に入れておけば、より一層の冷たさが楽しめるとあって、真夏の強い味方になりそうだ。

さて、寝心地をよくするためには、パジャマ選びにも気を配りたい。暑いときは下着だけで寝る…という人もいるかもしれないが、「放熱性と吸湿性のよい寝間着で寝た方がいい」と坪田さん。

「生地が汗を吸収するとき、気化熱で体温が下がるんです。例えばワコールは、睡眠時の体の特性を研究して開発した『睡眠科学』シリーズとして、寝心地のいいパジャマやじんべえを販売しています」

なるほど。いい眠りはいい寝間着から、というところでしょうか。そのほか、坪田さんによると、“体温を下げる”という快眠への根本的なアプローチとして、エビやカニなどに含まれる「グリシン」というアミノ酸を摂取することが効果的なのだそう。これは「グリナ」(味の素)などのサプリメントで補えるそうなので、どうしても寝付けない人は試してみる価値はありそうだ。
(西田友紀/blueprint)

※この記事は2013年6月に取材・掲載した記事です

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