栄養士に聞く!安くて栄養価の高い野菜

栄養素コスパNo.1野菜 決定戦

2014.06.19 THU


あっさりとした味わいで、シャキシャキとした歯ごたえが魅力の豆苗。どんな料理にもなじむ使い勝手の良さもメリットだ 画像提供/PIXTA
健康のために、日頃から野菜を多めに摂るよう意識している人は多いだろう。しかし、野菜は炭水化物の食材に比べて値段が高め。お腹を満たすことだけを考えれば、無理に食べる必要もない。結果的に野菜不足の食生活になりがちだ。実際、所得が低いほど野菜の摂取量が少ないというデータもある(※厚生労働省「H22年国民健康・栄養調査」)。

そこで知りたいのが、栄養素の“コスパ”がいい野菜。安くて栄養豊富な野菜は何か?ダイエットサポートサービス「あすけん」の管理栄養士・道江美貴子さんに聞いた。

「まず、緑黄色野菜のなかでコスパがいいのは豆苗ですね。1パック100円ほどと安く、ビタミンCやB1など多くの栄養素が豊富に含まれています。なかでもベータカロチンは、100グラム当たり平均4700マイクログラムの含有量。これは、栄養価が高いことで知られるホウレンソウを上回ります。刻んで味噌汁に入れたり、さっと炒めたりするだけで食べられるので、調理も簡単ですね」

さらに道江さんによると「豆苗の根の部分を捨てずに水に入れておくと、再び苗が育ちます。衛生面だけきちんとすれば、育った豆苗も食べられるのでさらに効率的」とのこと。

「豆苗以外では、ピーマンやチンゲンサイも安くて栄養豊富。ピーマンはおおよそ6個100円ほどの低価格で、ビタミンCが優れています。通常、ビタミンCは火を通すと壊れがちなのですが、ピーマンのビタミンCは壊れにくいので、最終的な摂取量が多いんです。またチンゲンサイは、カルシウムが摂れる珍しい野菜。同じくカルシウムが摂れる小松菜やホウレンソウよりも安いので、コスパという意味ではこちらがオススメです」

そのほか淡色野菜では食物繊維が多い大根などがコスパがいいようだ。これらをうまく調理し、低コストで健康的な食生活を目指してみては?
(有井太郎)


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