キミは真っ暗派?薄明かり派?

若手ビジネスマン睡眠白書

2014.06.19 THU


「起床時は“目覚める前から徐々に明るく”」が理想と鍛治さん。昔も今も人間は月明かりで眠り、朝日とともに起きるのがベストなんですね 画像提供/PIXTA
厚生労働省がこの春発表した「健康づくりのための睡眠指針 2014 ~睡眠12箇条~」によると、睡眠は心身の疲労を回復する役割を担うため、質的に悪化すると“生活習慣病”や“うつ病”などの健康上の問題を引き起こしたり、事故につながるヒューマンエラーを招く可能性が高まるという。

“睡眠の質が重要”とはよく聞くが、質の良し悪しはなかなか判断しにくいもの。実際、若手ビジネスマンはどんな環境で寝ているのか?25~34歳の未婚男性200人に“睡眠時の環境”について調査した(協力/アイ・リサーチ)。

まず就寝時の照明の程度を聞いたところ「真っ暗闇で寝る」(86%)、「薄明かりをつけておく」(12%)、「照明器具をつけて明るいまま」(2%)の順。完全消灯が大多数のようだが「TVをつけたまま寝るか」という問いには「よくある」(4.5%)、「たまにある」(26%)と約3割が「ある」と回答。また音楽をかけたまま寝るのも「よくある」(6%)、「たまにある」(15.5%)と2割強に及び、意外に“寝落ち”率も高いことが明らかになった。

では寝るうえで最適な環境とは? 「NPO睡眠文化研究会」事務局長で睡眠改善インストラクターの鍛治 恵さんに教えてもらった。

「一般的に入眠時は“暗く”“静かで”が望ましいです。真っ暗よりも、トイレなどで夜中に目覚めた時に、足元が確保できる程度の薄暗さが理想ですね。天井照明なら豆球程度、フロアランプなら動線上に小さな光源のものを常夜灯として置きましょう。明かりをつけたままで眠ると、光刺激によって睡眠覚醒リズムを整える“メラトニン”というホルモンの分泌が抑制され、睡眠の質が低下してしまいます。照明や電化製品をオフせずに寝落ちしてしまうようだと、すでに睡眠不足になっている可能性が大きいですね」

最近寝ても疲れがとれない~なんていう時は、睡眠環境を見直してみてはいかが?
(足立美由紀)


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