北嶋佳奈のビジネスマン栄養学

植物性油脂は体にいいの?

2014.06.20 FRI


主に含まれる脂肪酸の種類によって 体への影響が変わってきます 本間昭文=イラスト
同じ「あぶら」なのに「オリーブオイルは体にいい」「マーガリンよりバターが体にいい」という話を耳にしたことがあると思います。そこにはどんな理由があるのでしょうか?

一般的に体にいいとされるのが不飽和脂肪酸の多い油。不飽和脂肪酸の一種、オレイン酸が豊富なオリーブオイルには、悪玉コレステロールを減らす働きがあります。ただし同じ不飽和脂肪酸でも、キャノーラ油やコーン油などに含まれるリノール酸は、過剰摂取が問題になっています。また、マーガリンは不飽和脂肪酸の多い植物油が原料ですが、製造過程で心臓疾患の原因とされるトランス脂肪酸が生成されるのが問題となっています。しかし、動物性脂肪でできたバターも中性脂肪を増加させ、生活習慣病の要因になるため、摂取量に気をつけなくてはなりません。どんな油も1gで9kcalと高カロリーなのは変わりません、「体にいい」と話題になっても過信は禁物です。

北嶋佳奈=監修
管理栄養士&フードコーディネーター。レシピ開発や栄養・ダイエットに関するコラム執筆、飲食店メニュー提案などで活躍中。ブログでは定期的にレシピも公開している。レシピ本『遅夜ごはん』(宝島社)が好評発売中。 http://ameblo.jp/kanagohan15/

富永玲奈(アート・サプライ)=取材・文

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