2DKや2LDKのマンションによくある小部屋

4畳4.5畳の部屋は何に使うの?

2014.07.03 THU


R25世代ともなれば、同棲やルームシェア目的で2DKや2LDKなどの部屋を探す人も少なくないのでは? でも、探しているとよく目につくのが、LDK以外は1部屋が6畳、もう1部屋は4畳など、寝起きするには手狭な部屋がある物件だ。正直、4畳くらいのスペースはあまり使い勝手がよくないのだが、これらの小さな部屋は一体、何を想定してつくられているのだろうか?

「そもそも、2DKや2LDKという間取りは基本的に2~3人で住むことを想定しており、メインターゲットは夫婦2人、もしくは夫婦+子ども1人の家族構成です。そのため、コンパクトな面積のマンションでは、寝室用の部屋をなるべく広く、もう片方を予備室扱いで4畳、4.5畳にし、メリハリをつけた方が使い勝手がよくなります。2つある個室がどちらも5畳の部屋だったら、床面積は同じでもそれぞれ中途半端で、もっと使いにくい間取りになりますから」

そう教えてくれたのは、数々のマンション設計に携わった経験を持つ一級建築士・井上恵子さん。では実際、4畳~4.5畳の部屋はどのように使えばよいのだろうか?

「書斎やパソコン等の趣味の部屋や仕事部屋、納戸、もしくは将来の子ども部屋や来客用の寝室用としてと考えておくのがいいですね。また、この狭い部屋がふすまや引き戸でDKやLDKと仕切られていれば、普段は開け放して広く使い、来客時には閉めて使うなど間取りによってはフレキシブルな使い方もできますよ」

なるほど。確かにR25世代にも手が届きやすいのは、2LDKでも比較的狭いマンション。となれば、パソコンやたまにしかこない客のために広い部屋を用意するのはもったいない気も…。4畳~4.5畳で十分かもしれない。

「ただし、狭いながらそこで寝起きを考える場合は、エアコン、窓やドアの位置に注意が必要です。まず、エアコンの風が直接当たる位置に机やベッドを置かずに済むかどうか。次に窓ですが、特にはき出し窓があるとその付近には家具を置けません。またドアは、ドアの種類や開き方向も確認しましょう。開き方向は室内側が一般的ですが、その場合はその前面スペースには何も置けないことになります。外開きや引き戸だとより部屋を有効に使えますね」

ほかにも、収納があるかないかでも大違いとのことなので、結局物置きになってしまった、なんてことのないように事前にしっかりチェックしておくのがよさそうだ。(斉藤陽子)

※この記事は2012年2月に取材・掲載した記事です

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト