そろそろ出没する時期ですが…

涼感!クラゲ料理実食レポート

2014.07.05 SAT


写真提供/鶴岡市立加茂水族館
猛暑が続く今年の夏。まだ海水浴もすべりこみセーフの時期だが、クラゲには要注意だ。この暑さのせいか、7月末あたりから早くも各地でクラゲに刺されたという被害が相次いでおり、魚網に絡まるため漁業にも大きなダメージを与えているそうだ。ならば、いっそ食べてしまえないものか、と調べてみたところ、様々なクラゲ料理を味わえるクラゲレストランが山形県の鶴岡市立加茂水族館内にあるという。ここは、世界一、多くのクラゲが飼育されている(常時35種類以上!)異色の水族館なのだ。

「クラゲは、水流がないと、すぐに死んでしまうデリケートな生物なんですよ。水族館で飼育しても3~4カ月程度しか生きられないので、あまり積極的な展示ができません。食用になるのは、せいぜいエチゼンクラゲとビゼンクラゲくらいですね。主にミョウバンと食塩でつけた塩クラゲにしてから食べます」(村上龍男館長)

さて、せっかくなので、エチゼンクラゲの調理にも挑戦してみることに。見た目からフワフワしていると思いきや、意外にもゴムのような弾力。が、傘の部分の皮を引っ張ってみると、ブチッ!! あらら、簡単にちぎれちゃったよ。気を取り直して切ってみると、サクサクとした感触。

「クラゲの食感は、寒天より硬く、ナタデココより軟らかいぐらい。キムチ和えやドレッシングでサラダにしても美味しいですよ。無味無臭だから、どんな料理にも合います。ただ、体の96%が水分なので、揚げたり、炒めたりすると、コリコリとした食感を失う。火を通さずに食べるのが素材の良さを生かした食べ方ですね」(同)

早速、調理したクラゲ生春巻きや刺身を食べてみたところ確かに面白い歯ごたえで美味しい! クラゲといえば、中華料理のイメージがありましたが、じつは日本でも奈良時代から食されていた伝統食材だったと聞いて、さらにビックリ。一度、口にしたら、その美味しさにクラゲの印象が変わるかも。

※この記事は2011年09月に取材・掲載した記事です

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