コラーゲン&コンドロイチンの宝庫

楊貴妃も愛でたフカヒレの秘密

2014.07.14 MON


プリップリの食感、えもいわれぬ旨み、かの楊貴妃が最も好んでいた食材という伝説もあるフカヒレ。まあつまりサメのヒレなわけですが、低カロリーかつコラーゲン&コンドロイチンの宝庫としても知られてます。フカヒレといえば宮城県気仙沼。現地で姿煮からラーメン、刺身までを手がける通販専門店『石渡商店』さんに話をうかがいました。

「ナマコ、アワビ、フカヒレは、江戸時代には中国へ輸出され、それぞれ『参・鮑・翅』と称される高級食材だったようですね。幕府にとって『金・銀・銅』と同様に中国貿易で決済に使える貴重な品。俵物三品とも呼ばれていたそうです。現在、気仙沼港は日本有数のマグロの水揚げ港ですが、その漁の過程で、サメの捕獲も多い。結果的にフカヒレ業者も集中しています」(石渡商店・石渡専務)

具体的に、どんな加工をしてるんでしょう?やたら高級なイメージですが…。

「フカヒレはサメ全体の1%前後の量しかありません。しかも、非常に繊細で崩れやすいため、基本的には職人さんが手作業で皮や肉、骨など不要な部分を取り除き、繊維部分を取り出すんです。血抜き、天日干しなど、複雑な工程と長い時間を経て加工しています。必然的にどうしても高級食材になってしまうんです」(同)

サメには最大で8枚のフカヒレが存在し、形を崩さないよう加工したものは「排翅」、崩れたものや糸状のものは「散翅」と呼ぶそう。ちなみに『金翅 』は、繊維が太めのヒレから余計なものを除去し、わざと糸状にほぐした状態のもの。ふむふむ。とはいえこのご時世、お取り寄せフカヒレラーメンが精一杯の贅沢、だったりもします…。

「弊社の『ふかひれラーメン』には、実はコーヒーフレッシュが合いますよ。お好みで加えていただくと、コクと旨みがグンとアップします。さすがにパッケージには書いてませんが(笑)」(同)

おおお。さっそくちょい足しアレンジ、やってみますね!
(及川 望)

※この記事は2011年09月に取材・掲載した記事です

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト