新築分譲マンション選びが変わる?

カスタムオーダーマンションとは

2014.07.21 MON


新築マンションを探す際、「立地」や「予算」、「設備仕様」は希望通りなのに、肝心の「間取り」が気に入らないというケースは少なくない。仮に、好みの間取りに変更ができる場合でも追加費用がかかるために二の足を踏んでしまうなんて話も聞く。

そんな悩みを埋めてくれそうな新築分譲マンション選びの新システムを、住友不動産が開発した。“室内設計のセミオーダーメイド化”をコンセプトに掲げる「カスタムオーダーマンション」だ。分譲でありながら間取りとインテリアカラーを無償でチョイスできるというが、具体的にはどんなことが可能なのか? 広報部の田中さんに伺った。

「これまでにも着工後の短期間なら室内の設計について変更できるケースはありましたが、選べるプランはせいぜい2~3種類と少なく、内容も間仕切り壁の変更などに限られていて、お客様がご要望する間取りにお応えできていないこともありました。『カスタムオーダーマンション』では、1つの住戸につき最大13種類の間取りと3種類のインテリアカラーを無償でお選びいただけます。さらに、従来は難しかったキッチンやバスルームなどの水回りの移動も完成前の一定期間であれば対応可能としたため、お客様の住まい選びの選択肢が格段に広がりました」

例えば、小さな子どもがいる家庭なら「家事をしながら子どもの動きをチェックしやすい対面キッチンのある間取り」。ホームパーティが趣味なら「リビング・ダイニングを広くとった2LDK」。両親がよく泊まりに来る場合は「引き戸で間取りをフレキシブルに変更できるリビング・ダイニング」など、様々なケースを想定したプランが用意されている。その中から自分のライフスタイルにフィットする間取りを選ぶだけなので、自らプランニングに頭を悩ませることもないという。

「また、建物が完成した後でもおおむね半年以内にお申し込みいただければ、水回りの移動をともなわない間取りの変更とインテリアカラーの選択が可能です。当初と違うプランを選んだ場合でも費用は発生しません」(田中さん)

さすが、“カスタム”とうたっているだけあり、完成後でも無償変更ができるとは驚きだ。すでに都内の目黒や武蔵境など6物件に「カスタムオーダーマンション」を採用。さらに住友不動産がこれから新規発売する23区内の物件と首都圏の大規模物件には、同システムを原則採用する方針だという。今後さらに多くの事例が増えていけば、分譲マンションの概念を覆す新潮流となるかもしれない。
(榎並紀行)

※この記事は2012年03月に取材・掲載した記事です

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