宇宙空間を疑似体験!?

「きぼう」アプリの実力とは?

2014.07.24 THU


アプリは日本語と英語の2カ国語に対応。世界各国からシェアされるコメントを読めば、感動も共有できる
幼い頃、「宇宙飛行士になるのが夢だった」という人は少なくないはず。そんな憧れを叶えてくれるかもしれない、「宇宙飛行士体験」スマホアプリが登場した。

スマホで宇宙飛行士の気分を味わえるのは、JAXAの公式アプリ「kibo360°」。地上約400km上空に設置された宇宙実験棟「きぼう」のバーチャル体験ができるという。

「きぼう」は、人類史上最大の宇宙施設である国際宇宙ステーション(ISS)に設置された、日本初の有人実験施設となる実験棟。宇宙空間を長期間利用する実験や、天体観測、地球観測などを目的とし、2008年3月から2009年7月にかけてスペースシャトルで3回に分けて ISS へ運ばれ組み立てられた。

ISS計画には、アメリカ、ロシアなど日本を含む15カ国が参加し各国が最新技術を結集しているが、そのなかでも「きぼう」はISS中で最大の実験モジュールとなっている。長さ11.2m、直径4.4mの船内実験室と、船外実験プラットフォームの2つの実験スペースがあり、内部気圧が一定に保たれているため、宇宙飛行士は普段着で過ごすことができる。

「kibo360°」では、そんな「きぼう」の内部がリアルに再現されている。船内を360°詳細に見回すことができ、実際に「きぼう」にいるかのような感覚を体験できるのだ。

アプリ内では、ただ船内探索ができるだけではない。「ミッションモード」ではナビゲーター役の星出彰彦飛行士によっていくつかのミッションが出題される。星出飛行士のガイダンスに沿ってミッションを進めることで、船内装置の解説が読めるなど、宇宙や「きぼう」に関する学習ができるという仕組みだ。

すべてのミッションをクリアした特典として待ち受けているのは、宇宙飛行士と同じ視点で見た、宇宙から地球を望む美しい映像。感動の第一声はFacebookに投稿できるので、宇宙飛行士になった気分で名言を残してみよう。ミッション達成後は、スマホを持って歩いた分だけ船内を回遊できる「フリーモード」や、Facebookで「宇宙」に疑似チェックインできるちょっとお茶目な機能も楽しむことができる。

アプリは無料で、iOS、Androidのどちらにも対応。地上から星空を眺めるだけでは飽き足りない夜は、「kibo360°」で宇宙を身近に感じてみてはいかが?
(有栖川匠)

※この記事は2013年7月に取材・掲載した記事です

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