30オトコの人生、10年間でどう変わる?

結婚、昇進、介護…30代プレビュー

2014.07.17 THU


男性の平均初婚年齢は30.8歳に対して、女性の平均初婚年齢は29.2歳。三十路前の彼女がいるなら、そろそろ身の固め時? イラスト/サカモトトシカズ
30歳からの10年間は、人生を左右するイベントが目白押し。うれしいことも大変なこともたくさんやってくる。“勝負の30代”にどんなことが起こるのか? 世の統計などを参考に予習しよう!

■30歳
厚生労働省の「人口動態統計」(平成25年度)では、男性の平均初婚年齢は30.8歳。30代のスタートは結婚からともいえる。しかし一方で、内閣府の「結婚・家族形成に関する調査」(平成22年度)では、30代前半の独身男性のうち7割は彼女がいないとのデータも。初婚年齢は上昇傾向なので、「彼女がいなくて結婚の予定ナシ」という人もいるが、そろそろ焦る年ごろか。

■31歳
転職支援サービスDODAによると、2007~2013年度の同サービス利用者で転職後に収入がアップした“転職成功者”は、平均年齢31.3歳。ここ数年、転職者全体の平均年齢は上昇しているが、年齢とともに“転職成功”へのハードルは高くなるのも事実だ。もし転職すべきか迷っているならば、31歳はターニングポイントになるかもしれない。

■32歳
結婚してから2年。待ちに待った子供が誕生し、“パパ”になるのが32.3歳だ(厚生労働省「平成25年度人口動態統計」による)。第1子誕生年齢は平均初婚年齢同様右肩上がりで、2005年から比べると約1歳も上昇している。出生数も減少の一途をたどっており、“子供は1人だけ”という夫婦も多い。

■33歳
労務行政研究所の2009年度の調査によれば、大学新卒者が初めて役付きになるのが33歳前後。会社によってシステムは異なるし、“出世頭”ならば既に係長になっているかもしれない。同じ調査でも最短の係長昇進は29.5歳、課長昇進は33.9歳という結果が出ている。

■34歳
第一子誕生から約2年後、係長に出世した直後の大イベントが、2人目の子供の誕生だ。こちらも第一子同様年々上昇傾向にある。厚生労働省「出生動向基本調査」(平成22年度)によれば、夫婦の完結出生時数は1 .96。出生率同様に減少傾向にはあるものの、夫婦にとって“子供は2人”は現実的な目標といえそうだ。

■35歳
会社で行われている年一度の健康診断。所属している健康保険組合によって具体的な項目などにも違いはあるものの、多くの組合では35歳からバリウム検査などが新たに追加される。

■36歳
結婚して子どもが産まれたら、次にほしいのは夢のマイホーム。国土交通省の調査「住宅市場動向調査」(平成24年度)によると、注文住宅・分譲住宅・中古住宅といったマイホームを初めて購入する人の年齢は30代が最も多い。中でも一般的な分譲住宅は、購入者の平均年齢が36.8歳。

■37歳
一般的な「厄年」は30代の男性には関係がない。が、厄年が定着した江戸時代と世界の長寿国となった現代では、健康を損なう年齢は変わっているという。そこで、健康食品メーカー・エバーライフの年齢研究所が提唱するのが「新厄年」。脳梗塞やがんなどの致命的な病気の発症率が高まる年齢を新たな厄年と定めた。それによると、健康リスクが高まるターニングポイントは37歳だという。

■38歳
仕事も家庭も順調にいっている頃だが、オトコの心の中では「俺の人生、これでいいの?」なんて思うこともあるようだ。著名人の動向を見渡すと、イチローがシアトル・マリナーズからニューヨーク・ヤンキースへ移籍、長嶋茂雄は引退して監督になるなど、新たなステージを求めた例も。一方、アニメ界の巨匠・宮崎駿は監督デビューを果たした。

■39歳
労務行政研究所の調査「役職別昇進年齢の実態と昇進スピード変化の動向」(平成21年)によると、平均年齢39.4歳で課長に昇進! だが、課長以上の役職者には、管理職手当が払われる代わりに残業代が出ない会社が多い。一方で、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」(平成20年)によると、1カ月の総実労働時間は、係長・主任が平均206.5時間だったのに対し、課長クラスは平均213.6時間に増える。

■40歳
40歳になると介護保険料を徴収される。介護なんてまだ関係ないと思うのは間違い。厚生労働省の調査「国民生活基礎調査」(平成22年)では、70歳を迎えた男性の要介護者の割合がそれまでの倍に。そして、「出生に関する統計」(平成22年度)によると、40歳の男性が70歳の父親を持つ計算。あくまで今現在の予測データではあるが、将来のことを見据えていてもよさそうだ。

(鼠入昌史、佐藤未来/Office Ti+)

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