知らずにNGラインを越えている?

「贈っちゃNG」なプレゼント

2014.08.08 FRI


ハンカチは“手切れ”の意味がある。赤い色は“火”“血”を連想させる。4(死)と9(苦)のつくシクラメン、“墓”を連想させる菊、花が首からポトリと落ちるように見える椿は、お見舞いには不吉。ライラックやジャスミンの花は、「婚約解消」「愛の通夜」という意味もあり、婚約者に贈る際には注意。現金や商品券を贈ると、「自分で考えて選べ」ということになるので、部下や後輩ならともかく、上司に贈るのは避けた方がいい。なお、付き合い始めの恋人への贈り物は、二人の関係にもよるので、お互いが望むなら何をあげてもOKだ
結婚祝いや誕生日など、プレゼントを贈る機会は意外と多い。しかし、実は「贈ってはいけないNG品」があるのだ。これを知らないと、せっかくのプレゼントで「失礼なヤツ!」と思われてしまうかも。そこで、渋谷マナースクール「ライビウム」代表で、ドラマや映画のマナー・所作指導も手がけている諏内えみさんに、贈ってはいけないプレゼントについて教えてもらった。

「悪いことを連想させるものはNGです。具体的には、結婚祝いで“切れる”や“割れる”を連想させる刃物や陶器、引っ越しや新築祝いで“火事”につながるライターなど。4や9の数の品物も、“死”や“苦”を連想させるので、避けた方がいいですね」

また、一見実用的でも、裏の意味があるためNGのプレゼントもあるそうだ。

「靴や靴下は“踏みつける”という意味、筆記用具は“より勤勉に”という意味になるので、上司や目上の人に贈るのは失礼です。部下に贈るなら問題ありませんけどね」

ちなみに、“あげてはいけないプレゼント”は、海外にもある。たとえば、中国では時計がNG。中国語で「時計」の発音が“死を看取る”という意味の「送終」に似ているためだ。同様に、傘や扇子も“絶交”を意味する「散」に発音が近いのでNGだ。このような海外のマナーは、民族や宗教によって異なるため、同一国内で複数のルールがあることも多い。また、海外では日本以上に花言葉を重視するので、花を贈る際には注意が必要だ。

「同じ花でもいろいろな花言葉を持っているので、自分が伝えたい言葉とは違う意味で受け取られることもあります。伝えたい花言葉を添えておくのが無難でしょう」

しかし、こうしていろいろ見てくると、どうすれば失礼のないスマートな贈り物ができるかわからなくなってくる…。上手なプレゼントのコツを教えてください!

「NG品でも、相手が望めば問題ありません。ですから、サプライズの必要がなければ事前に何がほしいか聞くといいでしょうね。相手の気持ちを第一に考えてプレゼントすれば、きっと喜んでもらえると思いますよ」

マナーも大切だけど、やっぱり一番大事なのは心ってことなんですね!
(鼠入昌史/Office Ti+)

※この記事は2010年08月に取材・掲載した記事です

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト