いくらかかる? 検査の流れは?

保健所「HIV検査」体験レポート

2014.08.10 SUN


HIV検査・相談に関するサイト「HIV検査・相談マップ」。全国のHIV検査・相談窓口が検索でき、HIVの基礎知識も掲載
今年の夏もそろそろ終わり。来る秋に向け、夏のうちに出来ることは季節をまたがず済ませておきたいところだ。

男女ともに開放的になりがちな夏。それは性感染症の危険が増す季節でもある。なんとなく自分だけは大丈夫だと思いがちな性感染症だけど、20代を中心とした若い世代に拡大しているよう。統計によると、クラミジア感染者に占める10代20代の割合は男性で4割、女性ではなんと7割に至る。ぼく自身、性感染症について案外知らないことばかりだ。そこで、性感染症を知るための第一歩、「性感染症検査」について調べるため都内にある保健所へ。

「保健所では、HIV(エイズ)をはじめ、性感染症の検査を匿名・無料で行っています」と教えてくれたのは、保健所の担当者。

「HIVに一度感染すると完治することは出来ないため、一生涯お薬を飲む必要があります。ですので、いちばん大事なことは、性感染症を予防するための意識と、正しくコンドームを使用するなどの予防行動をとることです。もしも、感染の不安があるときは、HIV検査を受けてみてください。感染の早期発見と治療によってHIVの発症を遅らせることは出来るんですよ」

ただし、この検査は感染の機会があってから原則60日以上経っていないと正確な結果が得られないそう。「性感染症検査」の重要性を知ったぼくは、後日、実際に検査を受けてみることに…。

到着して渡されたのは一枚の用紙で、名前を書く欄と検査を希望する性感染症のチェック欄があるだけのシンプルなもの。名前の欄には、本名ではなく任意の名前を記入すればいいらしい。その後、保健師によるカウンセリングを経て、採血。待ち時間を除けば15分程度で驚くほど簡単に終わった。保健所は、治療をするところではないので、検査で感染が疑われた場合には医療機関の受診を勧められるのだという。

1週間後の検査結果の日、さすがに受け取りに行ったときは緊張したけれども、大人の責任を果たした気もする。ここの機会にぜひとも予防について考え、不安なときには保健所に相談してみたり、検査を受けてみたりしてはいかがだろうか。
(本折浩之/東京ピストル)

※この記事は2010年08月に取材・掲載した記事です

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