「お金がないから住む」はもう古い

「高級シェアハウス」が増加中!

2014.09.10 WED


広々とした「麻布ガーデニア“エグゼクティブ”」のシアタールーム。通常の一人暮らしでは考えられない豪華な共有設備は、高級シェアハウスに住む一番のメリットといえる
少し前まで「お金のない若者が集まって暮らす」というイメージのあったシェアハウス。しかし最近では、リーズナブルでありながら贅沢な施設やサービスが利用できる「高級シェアハウス」が増加しているという。

たとえば江戸川区にある「シェアヴィ瑞江」は、共有施設としてミュージックルームやフィットネスルームなどが完備されたシェアハウス。モーニングブレッドの無料サービスが付いており、カフェ仕様の広いラウンジでは日々シェアメイトとの交流が楽しめる(※モーニングブレッドは2013年9月末で終了)。ラウンジの隣にはシェアオフィスもあるので、コミュニケーションから生まれたアイディアをそのまま仕事につなげることもできそう。賃料はおよそ4万4000~9万3000円と、設備やサービスの割には低価格なのがうれしい。

また「麻布ガーデニア“エグゼクティブ”」は、ホテル顔負けのサービスが付いたシェアハウス。ブックライブラリーやシアタールームなどの豪華施設が完備されているほか、調味料やシャンプーなどの日用品の補充や、オプションでルームクリーニングサービスまで付けられる。麻布十番駅から徒歩4分という好立地ながら、賃料は9万8000~11万5000円ほど。入居者はほぼ全員が社会人で、なかには弁護士、医師、会社経営者もいるという。

ほかにも、大森駅近くのヨガスタジオ付きシェアハウス「凛omori」(賃料6万8000~8万6000円)や、若者に人気の下北沢に位置するカフェ・バーラウンジ付きシェアハウス「Bacchus下北沢」(6万~7万4000円)など、ひとくちに「高級シェアハウス」といってもその個性は様々。

シェアハウスの検索サイト「TOKYO SHAREHOUSE」の加川真也さんは、このような「高級シェアハウス」増加の背景を次のように分析する。

「シェアハウスというライフスタイルが広く認知されはじめたことで、居住者のニーズは年々多様化しています。より快適な住まいを求める声に応えて個性豊かなシェアハウスが増えているなか、いままでのシェアハウスのイメージを一新する“高級シェアハウス”が注目されているのかもしれませんね」

充実した設備やリーズナブルな価格のほか、様々な人との共同生活で新しい価値観に触れられるのもシェアハウスの大きな魅力。個性派シェアハウスは、今後もますます進化していきそうだ。
(有栖川匠)

※この記事は2013年9月に取材・掲載した記事です

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