男のエイジングケア/第6回

男性の薄毛治療、その相場は?

2014.09.15 MON


「プロペシア」は、FDA(アメリカ食品医薬局)が認可した最初の経口育毛剤。AGAの進行状態を遅延させるため、毛量の現状維持に効果が高い TVCMでおなじみになった「プロペシア」は、FDA(アメリカ食品医薬局)が認可した最初の経口育…
男が年齢よりもフケて見られてしまう原因はいろいろあるが、代表的な要因の一つに「薄毛」が考えられるだろう。若いころはフサフサでも、歳を取るごとに髪の毛が薄くなっていく男性は多い。かくいう筆者も、この頃洗髪時の抜け毛の量が増えたことに恐怖を覚えていたり…。最近は病院でも薄毛治療をしてくれるらしいけど、気軽に診てもらえるんだろうか。

「成人男性に多く見られる薄毛・抜け毛の症状を“男性型脱毛症(AGA)”といいますが、日本におけるAGA治療技術は世界的にも高い水準にあります。最近では頭髪専門のクリニックも増えているほか、皮膚科などでも診察を受けられるようになってきています。ただ、医療的にはAGAは“疾患”ではないため、保険診療ではなく自費診療になるというのが現状です」

と教えてくれたのは、育毛・発毛治療を専門に行っている「東京美容外科メンズクリニック」のカウンセラー・山内美樹さんだ。具体的にはどんな治療をするの?

「薬剤の処方がAGA治療の基本です。当院では、抜け毛を抑えてAGAの進行を遅延させる飲み薬『プロペシア』と、発毛効果のある成分『フィナステリド』『ミノキシジル』などを含んだ独自ブレンドの飲み薬、塗り薬を中心に処方しています。また進行状態によっては薬剤を頭皮に直接注射します。治療期間はおよそ1年が目安ですが、開始から4カ月~半年ほどで発毛が実感できるケースが90%以上。毛量を回復したら、どこまで続けるかは患者さんの判断次第になります」

治療にかかる費用は、治療薬の代金が1カ月あたり約5万円(うちプロペシアは7500円)、注射が1本あたり約7万円強となる。AGAの進行具合と治療期間によって、金額にも大きな差が出るようだ。

「ちなみに、当院を訪れる患者さんの70%以上が20~30代の男性。AGAは初期段階から治療するほど効果が出やすくなります。メスを使う移植施術、自毛植毛などと違っていつも通りの生活をしながら治療できるので、お仕事への影響がないこともAGA治療のメリットと言えますね」

なお、プロペシアやミノキシジルには副作用として血圧低下などのリスクがある。安全のためにも、医師の正しい指導の元に使用することが大切だ。
(呉 琢磨)

※この記事は2012年9月に取材・掲載した記事です

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