姿勢を正して、疲労を軽減!

新しい健康術“ロルフィング(R)”って何?

2014.09.15 MON


パソコン作業をしていると、前かがみになるなど姿勢が崩れがち。しっかりと足を地面につけて、「お尻と両足の3点で体を支える」ことを意識することで、姿勢を正すことができる 写真提供/PIXTA
日々の疲れがなかなか取れず、困っている人も多いハズ。そんな人たちにピッタリの新健康術があるという。それが、アメリカ発祥の「ロルフィング(R)」(Rは商標登録マーク、以下略)。一体どんなものなのだろうか。ロルフィングスタジオ「オールブルー」の主宰で、『「疲れない身体」をいっきに手に入れる本』(さくら舎)の著者・藤本靖さんに教えてもらった。

「ロルフィングとは、重力に対して体をまっすぐにして、硬くなった筋膜を伸ばすように働きかけるボディワークのことです。私たちは、よく“感覚の教育”という言い方をします。本来人間の体には、不自然な体勢を続けていると『不自然だから正して!』という信号が体から脳に送られる。でも、多くの人はその信号が機能していないんです。これを機能させるように体を調整するのが、ロルフィングの考え方です」

この体から脳に送られる信号は“感覚神経”を介して伝わり、この神経が正しく機能していると、意識することなく自然に楽な姿勢を保てるのだとか。とは言っても、このロルフィングはスタジオに通ってトレーナーと一対一で行うのが基本。日々忙しいビジネスパーソンには、なかなか難しいかも…。そこで、藤本さんがロルフィングをアレンジして生み出した“どこでもできる健康術”を教えてもらった。

「座っているとき、パソコン画面に向き合っていると、ついつい前のめりになりがちですよね。でも、それは不自然。両足と座面に接しているお尻の3点にしっかりと体重をかけて体を支えるのが、最も疲れにくく自然な姿勢なんです。そこで、この“足とお尻の3点で体を支えるのが一番楽”ということを意識する。すると、自然に姿勢が正されるはずです」

では、歩いているときにできることは?

「人の体は、足だけではなく上半身も前後に動かしながら歩くようにできています。でも、つい上半身を固定して歩きがち。そこで、ここでも“上半身を動かした方が楽”と意識する。そうすれば、歩いているときの疲れがかなり軽減されるようになりますよ」

ポイントは、“〈今の姿勢は不自然であること〉を意識するだけで、体を動かそうとはしない”こと。それだけで、自然と体が反応して楽な座り方や歩き方に変わるのだ。最初のうちは、短時間で姿勢が崩れてしまいがちだが、そうしたら再び“楽な体勢”を意識する。これを繰り返していけば、意識せずとも自然な姿勢を保てるようになるのだとか。

「なかなか疲れが取れないのは、不自然な体勢のせいで無駄なエネルギーを使っているから。自然な体勢でいれば、疲れもたまりにくいし取れやすくなります」

疲れが抜けない!と思っているアナタ! “不自然であることを意識するだけ”の健康術、早速試してみては?

(鼠入昌史/Office Ti+)

※この記事は2013年9月に取材・掲載した記事です

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