次にクルのはどんな顔?

時代がつくるイケメンの基準

2014.09.16 TUE


「観相学で一番大切なのは“目の玉”。人間力や生命エネルギーは“目の輝き”にあらわれます」と池袋さん。釣り目でもタレ目でもいいから、自分の特徴を武器に、相手をじっと見つめてみて!
イケメンと聞いて皆さんはどんな顔を思い浮かべるだろうか。私が真っ先に連想したのは、西洋彫刻のような目鼻立ちのはっきりした顔の男子。顔面から色気が匂いたつ、例えば阿部寛みたいなオトコマエ。

昔は、そんないかにも男らしくてがちっとした“濃いソース顔”が好まれていたと思うんだけど、近年、メディアで「イケメン、イケメン」と騒がれているのは、小栗旬や綾野剛など、“塩・しょうゆ”系のあっさり顔。どうやら世間の「イケメン」に対する基準が変わってきている様子。好まれる顔が変化してきたってことなのだろうか? 

そこで、『最強モテ顔講座 めざせ!愛され​顔!!』(オークラ出版)の著者であり、10年以上も「顔面評論家」として活躍する池袋絵意知さんに聞いてみた。

「近年は対面でのコミュニケーションが少なくなってきたことで、アクの強い濃い顔を苦手に思う人が多くなったのかもしれません。スマートな顔をした人のほうが安心できるのでしょう」

なるほど。“薄い顔”が台頭したのはやはり時代に即しているかもしれないんですね。ということは、今までも時代ごとに好まれる顔立ちがあったのでしょうか?

「江戸時代に好まれていた顔は、いわゆる瓜実顔(うりざねがお)で目が切れ長で面長のしゅっとした顔でした。それが明治・大正、昭和と移り変わる過程で、白人っぽい目が二重で鼻が高い顔が増えていきました。そんなふうに、20世紀の終わりまでは、確かに“流行りの顔”というものがあったんです。ただ、昨今、個人の好みが多様化しています。これからも時代の変化に応じて好まれる顔は変わっていくでしょうが、以前ほど顕著な特徴は見られなくなるでしょう」

今後は、いわゆる「流行りの顔」はなくなっていくかもしれない、と池袋さん。情報社会ではイケメンの選択肢も広がって、「自分の好みの顔=イケメン」という定義になるのかもしれない。

とはいえ、流行りの顔がなくなってしまうと、女子にモテたい男子諸君は参考にすべき“指針”を失ってしまうのでは。

「他人と自分の顔を比較して嘆くよりも、自分の顔に自信を持って生きていればどんな造形の顔でも“いい顔”になっていきます。自分の“いい顔”を磨いていれば、時代の変化に関係なく、どんどん“好かれる顔”になりますよ」

確かに、周りに人が集まる人って必ずしもイケメンなわけじゃないですもんね。“ソース顔”でも“塩顔”でもなく、これからは人に好かれる“自分好みの顔”を磨きましょうか!
(齋藤 玲/清談社)

※この記事は2012年9月に取材・掲載した記事です

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