男のエイジングケア/第8回

男の「プチ整形」人気メニューは?

2014.09.23 TUE


今回の取材で「眼瞼下垂」の手術に立ち会わせてもらった。まぶたの裏側に針や糸を刺す様子にも驚いたが、当の患者さんの「まったく痛くなかった」というコメントにはもっと驚かされた ※画像はイメージ。記事の内容とは関係ありません 画像提供:node/PIXTA
美容整形、といえば女性のイメージが強いが、最近の調査によれば20~40代男性も1割ほどが、メスを使わないお手軽な美容整形、いわゆる「プチ整形」に興味を持っているとか。実際のところ男のプチ整形ってどんなことをしているのだろう?

「当院で男性に人気のプチ整形メニューは、『ボトックス注射』による顔のシワ取りですね。男性も30代前後になってくると、額にクッキリとした横シワが刻まれて、老けた印象になる人が増えてきます。そこで、弱毒化したA型ボツリヌス菌の製剤を額の筋肉(前頭筋)に注入することで、筋肉の動きを抑制して横シワを取るという施術です。費用は1回5万円ほどですが、定期的に受けることで新しいシワを増やさない効果もあるので、リピーターの方も多いですよ」

と語るのは、男性向けの美容整形も広く手がけている「東京美容外科」の総院長・麻生泰先生だ。そういえば、筆者は若い頃からおでこに横ジワが入っている。加齢とともにより深くなっていくんだろうか。

「額のシワが増える原因のひとつに、“まぶたのたるみ”があります。年を取ると上まぶたの皮膚がたるんで、黒目が隠れがちな“眠たい目”になってくるんです。これは『眼瞼下垂(がんけんかすい)』という疾病で、視界を確保するため無意識に目をハッキリ開こうと、額にある前頭筋を大きく引き上げることが習慣化してしまい、横シワが深く刻まれていくわけです。また、前頭筋の緊張は首や肩回りの筋肉(僧帽筋)にも影響するので、目を見開く動作は肩こりや片頭痛などの症状を引き起こす原因にもなるんですよ」

最近、片頭痛によく悩まされている筆者としては、思い当たるフシがあるような…。

「対策としては、まぶたの裏側の結膜を切開して目を開く筋肉(眼瞼挙筋)を短縮させる手術を行うことで、黒目が大きく見えるぱっちりした目に戻すことができます。『目を大きくしたい』という女性に人気の施術ですが、額のシワを取って若々しい顔つきをキープしたい男性にも好評ですね。施術時間は15~20分ほどなので、美容整形手術のなかでも気軽に受けられるものといえます」

とはいえ、手術となると心理的なハードルが高いのも事実。顔の印象も結構変わるだけに、実際に受けるにはそれなりの覚悟が必要といえそうだ。
(呉 琢磨)

※この記事は2012年9月に取材・掲載した記事です

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