男のエイジングケア/第10回

フケ顔を防止する「表情筋トレ」

2014.09.29 MON


目が力強く開き、口元がキリッと引き締まった魅力的な顔つきも、表情筋の働きによるもの。日頃から無表情な人ほど筋肉が衰えやすく、ますます表情に乏しくなっていく ※写真はイメージです 画像提供:tsukat/PIXTA
自分ではまだまだ若いと思っているアラサーの筆者だけど、最近鏡で見る自分の顔が、どんよりと疲れた「オッサン顔」になっている気がする。単に気のせいならいいんだけど、やはり仕事の疲れが顔に出てしまっているのだろうか?

「もし緊張感をともなわない疲れた顔つきであるならば、それは気持ちのせいではなく『表情筋』の衰えが原因である可能性が高いです。人間の顔には表情を作るための筋肉がたくさんついていますが、これらは加齢とともに弱くなって硬化し、柔軟性や弾力性が失われていく性質があります。表情筋が衰えると、顔の脂肪や皮膚を支えることができずシワの原因になるほか、目元や頬、口元がたるんでしまりのないボーっとした表情が定着していってしまうんですよ」

と教えてくれたのは、企業研修なども手がける表情筋トレーニングスタジオ「CARA」の代表・石田隆子さんだ。つまり、顔の筋肉が衰えるとシワができて、表情もゆるんでいくってことか。

「数ある表情筋の中でも、日常生活の中でよく使われる筋肉はたったの20~30%だけなんです。あまり使われない筋肉は衰えやすく、豊かな表情を作るという本来の働きができなくなっていきます。しかし、筋肉は年をとっても“適度に使えば発達する”という性質もあるため、表情筋を正しく鍛えることで筋力を取り戻せば、顔の若々しさを維持することができるんです」

確かに、若い頃のように大きく笑ったりはしなくなったから、顔の筋肉をたくさん動かす機会は減っている。具体的には、どうやって表情筋を鍛えればいいの?

「例えば、頬の筋肉が衰えると『マリオネット線』を始めとする口回りのシワが現れやすくなるほか、表情も乏しく見えるようになります。これを抑えるには、口角から耳の下までをつなぐ頬筋(きょうきん)を鍛えるのが効果的。すぐできる簡単なトレーニング方法があるので、試してみてください。

(1)5秒かけて唇を前に突き出す。
(2)5秒かけて空気を吸いこみ、そのまま5秒キープ。
(3)5秒かけて頬に空気を溜め込み、頬がパンパンに張ったら、5秒キープ。
(4)5秒かけて空気を吐き出しながら、自然の状態に戻す。これを5セット行う。

鏡を見ながらゆっくりと、筋肉のついている場所をしっかり意識しながら動かすのがコツです。毎日実行すると頬の筋肉が柔軟になり、若々しくハツラツとした顔つきになっていくことが実感できるはずですよ」

実際に試してみると、ストレッチをしたように顔の筋肉が伸びていく感覚があって、なんとなく気持ちがいい。最近「顔の運動不足」を感じている人は、挑戦してみる価値はあるかも?
(呉 琢磨)

※この記事は2012年9月に取材・掲載した記事です

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