月1000円以下で利用できる場合も!?

「SIMフリースマホ」の長所とは?

2014.10.01 WED


電話は無料通話付きの携帯で、メールやネットはSIMフリースマホでと分けて節約する裏ワザも 写真提供/PIXTA
最近よく耳にする「SIMフリースマホ」。なかには1万円台~と安価に購入できるものもあるとか。しかし、SIMカードやSIMフリーという言葉を聞いても、いまいちピンとこない人も多いのでは? そもそもどういった製品で、どんな人に向いているのか調査してみた。

SIMカードとは、スマホ・携帯に入っている、電話番号を特定するための固有のIDが記録されたICカードのこと。国内のキャリアは自社の端末を自社のSIMカードだけで使えるよう設計・販売しており、そのような端末のことを「SIMロック端末」という。

海外では、スマホ・携帯は通信会社と独立して販売されることが多く、そのような端末を「SIMフリー端末」という。

「SIMフリー端末を使えば、日本通信やIIJ、NTTコミュニケーションズなどのMVNO(通信会社から回線を借りて通信サービスを提供する事業者)から安い回線を選ぶことで、通信費を大幅にカットできます」と話すのは、9月より東京駅コンコースでSIMフリー携帯・スマホ専門店「Wasabee」を運営している田中一正さん。

MVNOの中には月額1000円を切る格安プランもある。SIMフリー端末を買って、各社が提供するデータ専用SIMカードを入れるだけと、使い方は簡単だ。また、海外でスマホを使いたいときには、現地で2000~3000円分のプリペイドSIMを調達すると、スマホをデータローミングして使うのより安くあがる。

メリットが多く見えるが、一方でデメリットも気になるところ。「通常の通信キャリアから端末を2年しばりなどで買う場合とは違い、SIMフリー端末の購入代金は最初に一括でかかるため、購入時に高く感じてしまう人もいます。また、データ通信専用SIMカードでは、ネットはできても通常の電話機能は使えなかったり、セッティングが難しく感じる点などはデメリットかもしれませんね」と田中さん。端末の故障などのトラブルの際に、各キャリアのショップに持っていって相談できないのも難点だ。

しかし、Wasabeeのように、国内外のSIMフリースマホ・携帯やSIMカードを取りそろえ、設定を含めたセットアップ、困ったときのサポートまでやってくれる店舗も出てきた。「10月には店舗に来られないお客様向けに、SIMフリー端末の購入・セットアップをサポートするための、ECサイトもオープンする予定です。また10月1日から、SIMフリー端末を初めて買うお客様のための、端末+SIMカード+セットアップをまとめて提供する『SIMフリーデビューパック』を発売します」(田中さん)。

安くスマホを持ちたい人は、特徴をよく理解したうえで、SIMフリースマホに注目してみては?
(池田園子)

※この記事は2013年10月に取材・掲載した記事です

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