貯金が得意vs.苦手 ライフスタイルの違いを分析

なぜか「貯金できない人」の共通点

2014.10.11 SAT


金融広報中央委員会の発表する「家計の金融行動に関する世論調査」(平成24年)によると、20代単身世帯の金融資産保有額は、平均342万円。多い? 少ない?
自分では散財しているつもりはないのに、なぜかお金が貯まらない…。そんな人が少なくないのでは? 実際、編集部が20~39歳の男女200人にアンケート調査をしたところ、3分の2に近い62.5%が「貯金は苦手」と回答した。

では「貯金が苦手な人」の行動にはどんな特徴があるのか? 「貯金が苦手な人」と「得意な人」のライフスタイルの違いを、全13項目について探ってみた。

すると、両者の間でもっとも差がでたのは「衝動買い」をするかどうか。「貯金が苦手な人」の64.8%が「衝動買いをするタイプ」と答えたのに対し、「貯金が得意な人」では33.3%にとどまった。次いで差が大きかったのは「クーポン利用」について。「クーポンをよく使う」と答えたのは、「貯金が苦手な人」だと40.8%に過ぎないが、「貯金が得意な人」だと68.0%に上る。やはり「貯金が得意な人」は、計画的にお金を使い、こまめに節約するタイプが多いようだ。

そして、もうひとつ注目したいのは「なんとなくコンビニに立ち寄る」かどうか。「立ち寄る」と答えたのは、「貯金が得意な人」だと13.3%しかいないが、「貯金が苦手な人」だと38.4%に及ぶ。なぜかお金が貯まらない人は、不要な買い物から遠ざかるように心がけたほうがいいだろう。

一方、両者であまり差がない行動も。たとえば、「外食派」か「自炊派」か、という点。これについては貯金が得意でも苦手でも、自炊派が8割を超える。「貯金が苦手な人」の多くは外食でお金を使っているというイメージがあるが、実際はそうでもない様子。

意外なのは「趣味」についての結果。趣味が多いとどうしても散財しがちな印象があるが、今回の調査では正反対。「貯金が得意な人」は57.3%が「多趣味」と答えたのに対し、「貯金が苦手な人」では31.2%にとどまった。「貯金できるからこそ、趣味に費やせるお金がある」と考えられなくもないが、少なくとも「多趣味だと貯金ができない」わけではないらしい。

結局のところ、「使うところには使う」「節約できるところは節約する」「漫然とお金は使わない」。こうしたメリハリのあるお金の使い方こそが貯金には重要ということだろう。
(有栖川匠)

※この記事は2013年10月に取材・掲載した記事です

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト