託児所ならぬ“託ダンナ所”が登場

「旦那様お預かりサービス」が好評

2014.10.11 SAT


「旦那が待っていると、ゆっくり買い物できない」という奥様も多いよう。にもかかわらずお供をさせられるのは、往復の運転手兼荷物持ち、といったところでしょうか… パームツリー / PIXTA(pixta.jp)
平日はお仕事、週末は家族サービス…。正直なところ、「週末ぐらい休ませてくれよ」と言いたい男性諸氏は少なくないのでは?

買い物に付き合うのはいいけど、同じ店に何度も行くなよ。あちこち回るんだったら、オレはそこいらのベンチで休ませてもらうよ──そんな旦那様に朗報です。IKEAシドニー店に画期的なサービスが誕生しました。

その名も「マン・ランド」(MANLAND)。Xboxにピンボールマシン、スポーツゲームを流す大型テレビが完備され、ホットドッグはもちろん無料。これぞまさしく女人禁制の男の城…といえば聞こえはいいですが、その実態は子ども預かり所ならぬ“旦那様預かり所”です。

奥様が買い物している間、旦那様たちはソファーに座って雑誌を読み、ピンボールやテーブルサッカーに興じることができます。IKEAの狙いは「奥様に“買い物に集中してもらい”当初の予定よりたくさん購入してもらう」点にあります。その象徴が「マン・ランド」に入るときに奥様に渡されるブザーです。

買い物が終わり、ルンルン気分の奥様が旦那様の存在を忘れてそのまま帰宅しないよう、入店後30分経過すると自動的にブザーが鳴る仕組みになっています。これらの仕組みは、すでにIKEA数店舗で導入されている「スモーランド」(Smaland:子どもを無料で預けられる店内スペース)がモデルとなっています。

繰り返しになりますが、「マン・ランド」にしても「スモーランド」にしても、狙いは言うまでもなく「奥様に思い切り買い物をしてもらうこと」です。パートナーや子供を預け、気の向くままにショッピングを楽しみたい奥様の気持ちは、旦那様も理解できるのではないでしょうか。

いかがでしょう? いざ自分が預けられることを考えてみると案外悪くない? それともプライドが許さない? でも、週末に人混みの中を連れまわされるくらいなら、「…いいね!」という人も多いのでは?

ただ、見知らぬ男性たちの中にひとり取り残されたとき、いかにして時間を過ごせばよいか悩む人もいるかもしれませんね。が、しかしそれはまた別のお話。健闘を祈ります。
(筒井健二)

※この記事は2011年12月に取材・掲載した記事です

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