身体にまつわる都市伝説 第120回

女子のスイーツ好き、医学的に立証

2014.10.17 FRI

身体にまつわる都市伝説


女性のスイーツ好きは、確かなデータに基づく事実だった。「スイーツ男子」という言葉も生まれたけれど、甘党の男性はやっぱり少数派なのだ
いい歳をした男でありながら、大の甘党で鳴らす筆者。食後にはまずデザートが欠かせず、夏場はアイスクリームを食いまくり、秋はフルーツやケーキを食いまくる。

そんな筆者の姿を見て、「男の人なのに珍しいね」と口にする女性は少なくない。でも、甘いものは女性が好むものだなんて、いったい誰が決めたのか!?

「じつはこれは単なる俗説ではなく、ちゃんと実験で証明された事実に基づいているんです。男女の新生児を対象に行われた実験で、通常のミルクと砂糖を加えたミルクの両方を飲ませたところ、男の子がどちらも均しく飲んだのに対し、女の子は甘いミルクを好む傾向が顕著に表れたというデータが存在するんです」

そう語るのは、用賀ヒルサイドクリニックの鈴木稚子先生。なんと、〈甘党=女の子〉というイメージは、医学的な実験で裏付けられていたのだ。世のスイーツ男子もびっくりだろう。

「これには女性ホルモンの分泌状況が関係していることがわかっていて、卵巣を除去したあとに甘いものを好まなくなった女性患者に、女性ホルモンを注射したところ、再び甘いものを求めるようになったケースも報告されています。こうした現象はマウスを使った動物実験でも確認されている事実なんですよ」

ちなみに、女性は月経の周期にあわせて無性に甘いものを欲することがあるそうだが、これも性ホルモンの活動周期の影響なのだと鈴木先生は語る。

「甘いものは脳のエネルギー源としても知られていますし、決して悪いものではありませんが、糖分と脂肪分を一緒に摂取すると、ニキビ菌にとって最高の栄養となる脂が分泌しやすくなります。美容面が気になる方は、スイーツもほどほどにしておいた方がいいかもしれません」

…それにしても、こうなると気になるのは自分自身の甘党ぶりだ。ひょっとして甘いもの好きの男性は女性ホルモンの分泌が多い、オトメンの素質あり!?
(友清 哲)

※この記事は2012年10月に取材・掲載した記事です

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