なんとか自由に使えるお金を増やしたい…

妻にバレない“へそくり”隠し場所

2014.10.25 SAT


損保ジャパンDIY生命保険の調査によると、主婦の“へそくり”平均額は過去最高 384.3 万円と昨年より47.7 万円も増えているという。“へそくり”をしている理由の1位は「老後(リタイア後)の備え」(45.9%)、2位は「自分の趣味や買い物のため」(42.2%)だった。あなたの奥さんも意外と貯めているかも…? stock_pix / PIXTA(ピクスタ)
「へそくり」といえば妻が夫に内緒でするもの――そんなイメージが強いかもしれない。だが、オリックス銀行が今年2月に発表した調査によると、「妻に内緒でお金を貯めている」夫の割合は64.3%、へそくり金額は約112万円に上ることがわかった。給料が伸び悩むなか、財布を奥さんに握られがちな夫も、“隠し財産”を作るべく苦心している模様。

しかし、「妻に内緒で“へそくり”を作ろうとしても、なぜかすぐに感づかれる」――筆者の周囲からはそんな嘆きも聞こえてくる。そこでどうすれば妻にバレずに“へそくり”を作ることができるのか、夫婦のマネー問題に詳しいファイナンシャルプランナーの上津原章さんに聞いてみた。

「例えば、投資信託を行うと、分配金のお知らせが郵便で届くのが一般的です。封書やはがきなどから、配偶者が資産運用していたことが明らかになるケースは少なくないので、どうしても内緒で運用したければ、電子交付の仕組みを使い、明細をPDFで受け取るようにしたいところ。口座を分ける際にも、通帳不発行型のサービスを選び、お金のやり取りはなるべくインターネット上で完結できるようにしておくといいですね」

なるほど。カードとインターネットだけで運用して、郵便物に注意すればいいわけですね。

「それだけで安心とは言い切れません(笑)。1カ所にまとめておくと、一気に見つかる恐れがあるので、リスクを分散すべく小分けにしておきましょう。そして一定額になったら、現金化、もしくは金など長期間劣化しないモノにして、自分だけがわかる場所に保管しておく。様々な形で保存しておくのが安全ではあります」

へそくりも“リスク分散”が肝心ってことですね。でも、小心者の筆者としてはちょっと後ろめたい気も…。

「夫婦円満でも、財布の中身を100%ガラス張りにしておくと、生活の息苦しさを覚えることがあります。へそくりはある意味“夫婦円満の秘訣”だと思いますよ。もっとも、浮気のように、隠れてお金をやりくりするのが後ろめたければ、事前に話し合って、夫婦で共有するお財布以外に、何%かお互いに管理する部分を決めておくことをおすすめしたいですね」

共働き世帯が増えているなかでは、“家計に影響しない範囲で夫婦がそれぞれ財布を持ち、互いに管理・運用する”のは一種の分散投資という側面も。家計全体としてみれば、リスクヘッジになるかもしれません。夫婦円満のためにも、上手に“へそくり資産”の形成を目指したいものですね。
(橋川良寛/bluepirnt)

※この記事は2012年10月に取材・掲載した記事です

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