実は“末小吉”が一番レア!?

おみくじ大吉確率は全体の17%!

2014.12.26 FRI


おみくじを境内の木などに結ぶのは、厄災を寺社に置いていくという意味がある
正月といえば初詣で。初詣でといえばおみくじ。普段は神も仏も信じない!と強がっていても、このときばかりはゲンを担いでみたくなりますよね。できることなら「大吉」を引いて、気分よく新年のスタートを切りたいもの。とはいえ、これまでの“おみくじ歴”で「大吉」を引き当てたのはわずかに2~3回。いったい「大吉」って何パーセントくらい入ってるんでしょう?

毎年250万人以上の初詣で客で賑わう浅草寺によれば、「大吉は全体の17%です」とのこと。

「あくまでも浅草寺の場合ですが、上から大吉、吉、半吉、小吉、末小吉、末吉、凶の7種類あって、それぞれ17%、35%、5%、4%、3%、6%、30%という割合です」

え? 凶が30%!? それってかなりの割合ですよね?

「そうですね。浅草寺のおみくじには凶が多いとよくいわれます。おみくじを最初に作ったのは比叡山延暦寺の僧、慈恵大師良源といわれています。今から約1000年も前のことですが、そのときに良源が決めた大吉、吉、凶、その他の割合を浅草寺では忠実に守っているんです」

ただし、おみくじは時代の世相に併せて改変されているものもあるので、寺社によって割合が違うこともあるとのこと。なかには吉凶を明示しない寺社や、凶を減らしている寺社もあるようだが、3割の確率で凶を引くと思うと、やっぱりちょっと高い気が…。

「誤解している方が多いのですが、おみくじは“これから悪いことが起こりますよ”と予測する占いではありません。今一度、自分の日々の生活を見直して、心を引き締めなさいという神仏からのお告げですから、もし凶を引いても落ち込む必要はありません。逆にたとえ大吉を引いたとしても、願望や健康、恋愛といった各運勢の項目には、必ず戒めとなる言葉が書かれています。吉凶だけに一喜一憂するのではなく、中身もしっかり読んで日々の生活に生かすのが大切です」

ちなみに、一般的に日本の場合は凶が出たからといってくじを引き直してはいけないそうだ。凶が出たらその戒めをあるがままに受け入れて境内の木などに結び、吉が出たら小さく折ってタンスの隅などに入れておくといいそうです。
(中島亮/サグレス)

※この記事は2011年12月に取材・掲載した記事です

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト