20代女性に「酒豪」急増中!

いまどき女性はお酒が強いの!?

2014.11.03 MON


30~39歳女性の伸び率が顕著。「『とりあえずビール』という男性に対し、女性はいろいろなお酒を試す方が多いように感じますね」(山田さん)。お酒の選び方にも、男女で違いがあるようだ。 厚生労働省 平成20年国民健康・栄養調査より
昨年12月にファンケルが女性向けに実施した、「アルコールとダイエットの意識と実態調査」によれば、20代女性の60%以上が、「お酒の強さが男性並みか、男性より強い」と回答しているという。確かに、筆者の友人にも「男よりも飲める!」と豪語する女性は少なくない。実際のところ、男女別に見たR25世代の飲酒量はどう変化しているのだろう? 酒文化研究所の山田聡昭さんに聞いてみた。

「厚生労働省の調査によると、週に1回以上飲酒している人のうち、1回の飲酒で日本酒3合相当を超えるアルコールを摂取する、いわゆる『酒豪』と呼ばれる女性の割合は、2003年から2008年にかけて、確かに増加しています。特に30代女性の伸び率が顕著ですね」

客観的な数字を見ても、「酒豪女性の比率が増えた」のは事実のよう。とはいえ、20代では男性の酒豪も増加しているようだし、そもそも飲酒する人の割合は男性の方が多い。

それでは、冒頭のアンケートのように、「男より飲める!」と回答する女性が多いのは、いったいなぜなんだろう?

「男女のライフスタイルが変化したことで、酒豪の女性が目につきやすくなっているのではないでしょうか。以前と比べ、人間関係を広げていくための手段として、飲み会を積極的に利用する女性が多くなっていますから」

つまり、女性の飲酒機会が増加したことで、以前はそれほど飲まなかった女性が“酒豪”となるケースもまた増えたということ。

「一方で、今の若い男性は、どちらかといえば人間関係の拡大に消極的な印象です。また、職場で行われる飲み会自体も年々減り、結果として自宅で一人酒をする男性が多くなりました。その結果、お酒に強い女性が、男性より増えたように見えやすいのでしょう」

ただし、週に3日以上お酒を飲む「飲酒習慣のある人」の割合は、20~30代では男女共にやや減少傾向。学力や所得など、最近はいろいろなところで二極化が叫ばれているけれど、お酒に関しても同じ現象が進んでいるようだ。
(森石豊/Office Ti+)

※この記事は2011年03月に取材・掲載した記事です

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