「甲冑婚」も最近人気らしいけど…

鎧かぶとで人気の武将は誰だ?

2014.11.17 MON


「丸武産業」が行う「甲冑婚」用甲冑レンタルの予算は、8万~20万円ほど。鎧かぶとの着付けはもちろん、武士らしい立ち居振る舞いの指導、日本刀を使ったケーキ入刀などの演出上のアドバイスも受けられるという
来る5月5日の「端午の節句」。日本では古来より「鎧かぶと」や「鯉のぼり」を飾りつつ、男子の健やかなる成長を願う伝統が根づいています。しかし最近、この「端午の節句」とは関係なく、原寸大の「鎧かぶと」を身にまとって人生の門出を祝う人も増えているのだとか。それが「甲冑婚」です。
 
「6年ほど前に、伊達政宗の大ファンだという新郎から『一生の記念に身につけたい』とご依頼をいただいたのが『甲冑婚』をはじめたきっかけです。見た目のインパクトが大きく披露宴が大変盛り上がるだけでなく、甲冑には『身を固める、守る』という意味もあるため、『甲冑婚』を挙げられる新郎新婦は増えています」

とは、日本を代表する甲冑工房で「甲冑婚」人気の火つけ役でもある鹿児島県の「丸武産業」平林さん。同氏によれば『天地人』が放送された2009年には、日本全国で年間約250組もの「甲冑婚」が行われたそう。『天地人』では、主人公・直江兼続のかぶる「愛」の文字をあしらったかぶとが話題になったため、「甲冑婚」人気が後押しされたようです。

ところで、「甲冑婚」しかり、「端午の節句」しかり。「鎧かぶと」といっても武将によってそのデザインは様々ですが、どの武将のモデルが人気なのでしょうか?
 
「『甲冑婚』用では、『愛』の直江兼続のほか、源義経などが人気ですね。また、『端午の節句』用の鎧かぶとでは、今年に入ってなぜか上杉謙信が好調。もちろん、東北生まれなら伊達政宗、信州育ちなら武田信玄…など、地元ゆかりの武将の鎧かぶとを選ばれる方も多いですね」(平林さん)

さらに、歴史アイドルとして活躍する小日向えりさんに「女子的イチオシ!」の鎧かぶとを聞いてみたところ…。
 
「伊達政宗公の『黒漆五枚胴具足』は、シンプルだけど、センスの良さが光る甲冑ですね。スターウォーズの監督、ジョージ・ルーカスがニューヨーク近代美術館で政宗の甲冑を見て、ダースベイダーのデザインモデルにしたそうです。また、武田家、井伊家、真田家など歴戦の猛者たちが赤備えだったことから、『赤備えの甲冑』全般に萌える歴女も多いですよ」

いわれてみれば「鎧かぶと」のフォルムって、どこか宇宙的でカッコいいですよね…。5月5日は「端午の節句」。久々に実家のタンスから「鎧かぶと」を取り出して、ゆっくり愛でてみるのもオツなものかもしれません。
(吉原 徹/サグレス)
 

※この記事は2011年04月に取材・掲載した記事です

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