北嶋佳奈のビジネスマン栄養学

「海のミルク」牡蠣…そのワケは?

2014.11.21 FRI


牛乳のように白くて、栄養も豊富に含まれているからです。 本間昭文=イラスト
マガキが美味しい季節になりましたね。鍋などで食べる機会もあるのではないでしょうか? よくカキは「海のミルク」といわれますが、それにはちゃんと理由があるんですよ。

マガキの身の色はきれいな乳白色をしており、「完全栄養食品」ともよばれる牛乳と同様、様々な栄養素がバランスよく含まれています。実際に牛乳と比べてみると、牡蠣には鉄、亜鉛、ビタミンB12が牛乳よりずっと多く含まれています。鉄や亜鉛は日本人が不足しやすい栄養素ですが、カキ1つで鉄は成人男性の推奨量の1/3量、そしてアルコールの代謝に関与している亜鉛は全量を摂取することができます。肝臓の働きに関わるタウリンやグリコーゲン(糖質の一種)も豊富なので、お酒のお供にカキはおすすめ。忘年会シーズンにぜひ食べたい食材ですね。ちなみに加熱することでビタミンB12などの水溶性ビタミンが流れ出てしまうので、カキ鍋などの際は煮汁ごといただきましょう。

北嶋佳奈=監修
管理栄養士&フードコーディネーター。レシピ開発や栄養・ダイエットに関するコラム執筆、飲食店メニュー提案などで活躍中。ブログでは定期的にレシピも公開している。レシピ本『遅夜ごはん』(宝島社)が好評発売中。 http://ameblo.jp/kanagohan15/

富永玲奈(アート・サプライ)=取材・文

※この記事は2013年11月に取材・掲載した記事です

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