食前酒からデザートまで…

魅惑の「サツマイモフルコース」

2014.11.27 THU


“いも麺”や“いもいち”などが楽しめる、いも膳の「いも懐石」。もちろんデザートも“いもアイス”とサツマイモを使っている 画像提供/いも膳
そろそろ聞こえてくる冬の風物詩、「いーしやぁーきいもー、おいもー」という、焼きいもの移動販売の呼びかけ。甘いサツマイモは、おやつのイメージが強いけど、炊き込みご飯や天ぷらなどの“食事”として食べる機会もある。ほかにはどんな料理に使えるの? サツマイモ料理の専門店・いも膳の女将、神山憲子さんに話を聞いた。

「いも膳では、食前酒からデザートまですべてサツマイモ料理のフルコース『いも懐石』を提供しています。そばのように仕上げた“いも麺”や蒸し物の“いもいち”、汁物の“ヒカド”、“いも酢の物”、うなぎといものご飯などがあります」

主食から汁物まで、サツマイモっていろいろな料理に使えるんですね! でも、甘いサツマイモで料理を考えるのってとても大変だったのでは?

「そうですね。甘みが強すぎる料理にならないようにすることに苦労しました。サツマイモはそのまま火を通して調理すると甘みが増すので、生で使ってみたり、粉にしたりと工夫しました。こうすることで、意外な味が楽しめるんですよ」

そこまでサツマイモ料理にこだわっているのは、いも膳がある埼玉県川越市の名産がサツマイモだから。川越にきた人に、サツマイモの魅力をできるだけ知ってもらいたいという。

そんな、いも膳のサツマイモ料理のなかで、家庭でもできるメニューの作り方を教えて!

「簡単なのは、長崎県の郷土料理“ヒカド”です。これはサツマイモやダイコン、ニンジン、シイタケ、マグロの赤身をサイの目に切り、だし汁で煮た、和風シチュー。火が通ったら醤油とみりんで味を調整。そこに、皮ごとすり下ろしたサツマイモを入れてとろみを付ければ完成です」

体の芯まで温まる、冬にぴったりのメニュー! 材料を切って煮込むだけだから、料理が苦手な人でも出来ちゃいそう。この冬の寒さは、おいしいサツマイモグルメで乗り切るぞー。

(河島マリオ/GRINGO&Co.)

※この記事は2013年11月に取材・掲載した記事です

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