不眠、過眠、他には?

あなたはどれ? 睡眠障害6タイプ

2014.11.27 THU


睡眠の質による満足度を調査したところ、「満足」と回答した割合はアメリカ(59.4%)、フランス(61.1%)に対し、日本は44.7%にとどまり、3カ国中最も低いという結果に。一方、「不満」と回答した日本人は36.0%と、約3人にひとりが「睡眠の質」に不満を持っているようです  出典:「新薬と臨牀」日米仏3カ国における睡眠に関する意識と行動の実態調査
眠りたいのになかなか眠れない…こんな経験をしたことはありませんか? 眠りに悩みを抱く人々は先進国を中心に増えており、日本でも睡眠外来やスリープクリニックを見かけるようになってきました。「睡眠障害」という症状を耳にしたことのある人もいるでしょう。しかし、どんな症状なのか、今ひとつよくわかりません。そこでスリープ&ストレスクリニックの林田健一院長に聞きました。

「まず知っていただきたいのは、睡眠障害には6種類あるということ。ひとつめは、夜眠りたいのに眠れない『不眠症』、ふたつめは、『睡眠時無呼吸症候群』、3つめは、昼間眠くて仕方がない『過眠症』、4つめは、昼と夜が逆転してしまうシフトワークの方に多い『睡眠覚醒リズム障害』、5つめは、寝ぼけの問題で起こる『睡眠時随伴症』、そして6つめが、むずむず脚症候群などの『睡眠関連運動障害』です。睡眠外来ではこれらを治療するのですが、医学的には精神科や呼吸器内科、耳鼻科を横断した内容になります。なかには睡眠時無呼吸症候群だけを診ている睡眠外来もありますので、診察を希望する場合は電話などで確認するとよいでしょう」

睡眠障害とひと口に言ってもそんなに種類があるとは! なかには自覚していない人もいそうですね?

「今や睡眠障害は4、5人にひとりといわれているほど増えています。20~30代の若手会社員が気をつけたいのは、ストレスによる不眠症と昼間眠くなる過眠症、宵っ張りで起こる睡眠覚醒リズム障害です。睡眠に対する悩みを週3日以上感じたり、そういう状態が1カ月以上続いたりしたら要注意のサインです」

では、睡眠障害を予防するにはどんなことに気を付けたらよいのでしょう?

「人間は放っておくと夜型になりがちなので、特にひとり暮らしの人は気を付けましょう。生活が不規則になると睡眠覚醒リズム障害を起こしやすくなるため、まずは規則正しい生活を送ることが大切です」

わかりました。でも、なかなか寝つけない夜もありますが、そんなときに眠れるコツはありますか?

「そんなときは一回、布団から出てリラックスしましょう。ぼーっとしたり、音楽を聴いたりしてウトウトきたらもう一度布団へ。基本的に夜はあれこれ考えないようにしましょう」

さわやかな朝を迎えるためには、無心で眠りにつくことが大切なようです。(岡本のぞみ/verb)

※この記事は2012年11月に取材・掲載した記事です

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト