一生のうちトイレにいる時間はなんと3年!?

繭型、ミラー型…世界のトイレ6選

2014.11.06 THU


男なら心置きなくやってみたい?! シドニーのホームナイトクラブにある壁に向かって立ちション気分が味わえる巨大ミラー型トイレ。 『世界の変なトイレ』より
トイレなんて用を足せればそれでいい。そんなふうに思ってはいないだろうか? しかし、世界トイレ機関(WTO)の調査によると、一生のうちトイレにいる時間は、なんと3年になるという調査もある。10年間にわたり、300カ所以上のトイレをウォッチし続け、『ニッポンのトイレほか』の著者でもある“トイレハンター”のマリトモ氏は、トイレにこだわる意義を力説する。

「誰にも邪魔されずすべてから解放され、場所と時間を思う存分に独り占めできる。トイレはまさに『究極のプライベート空間』です。そう考えると、少しでも快適に過ごしたいと思いませんか?」

排泄行為という本能を満たし、束の間の安息を得る場所。そんな究極のプライベート空間・トイレのなかでも、特に魅力的なトイレを世界各国から6カ所紹介しよう。

●気分はスペースシップの乗組員エイリアンの繭型トイレ(イギリス)
アートな仕掛けが満載なロンドンの人気レストランにおいて、特に衝撃的なのが1階のトイレだ。7色の板がはめ込まれた天井の下に、エイリアンの繭を模したような個室が12個。内部もスペースシップを思わせる真っ白なデザインで、宇宙空間で用を足しているような気分になる。なお、2階にある宝石箱のような個性派トイレも必見
スケッチ [住]9 conduit street London

●アート空間に迷い込んだような独創的な公衆トイレ(ニュージーランド)
この地に住んだ著名な建築家・フンデルトヴァッサー設計のアートな公衆トイレ。壁は大小不均等なタイルで構成され、埋め込まれた彩色ボトルが便器を輝かせる
カワカワ [住]Gillies Street Kawakawa Bay of lslands

●巨大ミラー型トイレで自分の小便姿を映し出す(オーストラリア)
小便器がなく、壁一面の巨大な鏡に向かって放つ男性用トイレだ。己の小便姿を鏡で映す、未知の体験が味わえる
ホーム・ナイトクラブ [住]The Promenade Cockle Bay Sydney New South Wales

●アール・デコの装飾美が光る芸術的な男子トイレ(フランス)
パリ最古参ブラッスリーの男性用小便器には1930年代にパリで流行したアール・デコの装飾美がみられる。その芸術的価値に、用を足すのがためらわれる?
ブラッスリー・ボーファンジェ [住] 5-7 rue de la Bastille 75004 Paris

●飛び出す小便とともにジャンボがテイクオフ(シンガポール)
世界的にも珍しい滑走路を見渡すトイレ。空港内3つのターミナルに複数設けられ、マジックミラー越しに飛行機の離着陸を眺めながら用を足せる小便器もある
チャンギ国際空港 [住] 75 Airport Boulevard Singapore 819664

●世界各地の伝説や神話が壁面から語りかけてくる(アメリカ)
全米屈指の名門女子大にある美術館。男性用トイレの壁面に世界の「人類創世神話」が描かれ、歴史ロマンを感じさせる
スミス大学美術館 [住] Elm Street Northampton Massachusetts

参考文献:『世界の変なトイレ』
モーナ・E・グレゴリー、シアン・ジェームズ著(エクスナレッジ)
世界中の“変なトイレ”を集めたビジュアルブック。各地のトイレ文化もよく分かる。

(榎並紀行、末吉廣子/やじろべえ)

  • ニュージーランド・カワカワの名前を有名にしたアートな公衆トイレ
  • 滑走路を見渡すチャンギ国際空港の絶景トイレ
  • フランス・パリにあるブラッスリー・ボファンジェのアールデコトイレ
  • アメリカ屈指の名門女子大・スミス大学の美術館の男子トイレ。人類創世神話がたどれる

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