肩コリ、アゴの疲れ…思い当たる人は要注意!

無意識にしている歯ぎしりの秘密

2014.12.02 TUE


(右)正常な犬歯(左)歯ぎしりをし続けた結果、擦り減ってしまった上アゴの犬歯 写真提供/片平歯科クリニック
ただでさえ寝苦しくなるこの季節。人の歯ぎしりが気になって眠れない…なんて経験をしたことありませんか?

寝ている間に無意識にしてしまっている歯ぎしりは、している本人は気づかないもの。片平歯科クリニックの片平治人先生、自分が歯ぎしりしているかどうか確かめるには、どうしたらよいのでしょう?

「朝起きたときに頬のこわばりやアゴの痛み、肩コリ、頭痛を感じることがあります。また、頬の内側の粘膜に白いスジ、舌の縁に歯型がついていることもあります。歯ぎしりを放置していると、歯が摩耗したり、歯の表面にヒビが入ってしまう場合もあるんですよ」

歯にヒビ…怖い! そもそも歯ぎしりの原因ってなんなんでしょうか?

「精神的な緊張や疲労、噛み合わせの悪さ、さらには睡眠中の呼吸障害など、さまざまな因子がストレスとなって、そのストレス解消のために歯ぎしりをすると考えられています。飲酒や喫煙、カフェイン摂取などを危険因子とする報告もあります。歯ぎしりをしてしまっている場合は、歯科医師による診察でその原因を見極め、それを取り除いていくことが大切ですね。上アゴの歯にマウスピースを装着するのが、現在、最もポピュラーな治療法です」

なるほど。でも、歯医者さんに通うとなると時間が…。とりあえず自分でできる予防策とかってあります?

「自己暗示トレーニングをすることで、就寝時の歯ぎしりを改善できることがあります。床についたら鼻で深い呼吸をゆっくりとし、頭をからっぽにします。特に息を吐くときには、アゴや全身の力を抜くようにしてください。そして頭痛や肩コリもなくすっきり目覚める自分の姿をイメージしながら眠りに入る。歯ぎしり治療用のマウスピースをご使用の方でも、この自己暗示トレーニングを併用するとより効果的です。トレーニングだけで改善できることもありますよ」

お手軽なので、みなさんもやってみては? ただし、トレーニングで改善されない場合は、早めに歯医者さんに行きましょうね。
(アート・サプライ/佐々木彩夏)

※この記事は2010年06月に取材・掲載した記事です

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