北嶋佳奈のビジネスマン栄養学

冬になると、こってりしたものを食べたくなるのはなぜ?

2014.12.03 WED


冬は多くのエネルギーが必要 体が無意識に求めているんです 本間昭文=イラスト
冬になると、どういうわけかクリームシチューやチョコレートなど、“こってり”したものをよりおいしく感じたり、食べたくなるということはありませんか? それにはちゃんと理由があるのです。

冬は寒さに対抗して体温を維持するため、基礎代謝量が上がります。代謝が上がると必要なエネルギー量もまた増えるもの。そこで、効率よくエネルギーを得ようと無意識に高カロリーの、こってりしたものを体が欲するのです。また、冬は日照時間が大幅に短くなり、精神の安定に関わる脳内物質・セロトニンの分泌量が減少。このセロトニンの生成には糖分が関係するため、甘いものを食べたくなることも。

しかし、体が欲するままに高カロリーのものばかり食べるのもやはり問題があります。体がエネルギーを蓄えようとするのは、寒さに対抗するため。そこで、「こってり」ばかりを取り入れるのではなく、体を温める「辛さ」なども取り入れて、賢く冬のグルメを楽しみましょう。

北嶋佳奈=監修
管理栄養士&フードコーディネーター。レシピ開発や栄養・ダイエットに関するコラム執筆、飲食店メニュー提案などで活躍中。ブログでは定期的にレシピも公開している。レシピ本『遅夜ごはん』(宝島社)が好評発売中。 http://ameblo.jp/kanagohan15/

富永玲奈(アート・サプライ)=取材・文

※この記事は2013年12月に取材・掲載した記事です

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