重ね着する寒い冬こそ実は気になる…

職場の体臭、本人に気づかせる方法

2014.12.11 THU


五味先生によれば、「耳垢が湿っていて柔らかい人、汗ジミが黄ばむ人、ワキ毛の量が多い人」などは、体臭に注意。ニオイの発生源となる雑菌は、汗をかいたあと6時間で繁殖するそうなので、そのまえに濡れタオルで拭くのが効果的だ
体臭が気になるのは暑い夏!…というイメージがあるけれど、実は秋冬シーズンも要注意。靴を脱いだ瞬間、厚手の靴下からムワッときたりすること、けっこうありますよね。

実際、25~34歳の男性300人に「秋冬シーズンでも、職場で同僚や上司のニオイ(体臭など)を不快に感じることはありますか?」というアンケートをとってみたところ(協力:アイリサーチ)、「よくある」(67人)、「たまにある」(135人)を合わせると、実に7割近い人が不快なニオイを感じている様子。気になるニオイとしては、「汗臭いニオイ」を挙げた人が103人と目立った。

体臭問題のエキスパート・五味クリニックの五味常明院長に話を聞いてみると、「冬は重ね着をするため、通気性が悪く、汗が蒸れてニオイがこもりやすい。上着を脱いだときにそれがドッとあふれだすので、濃いニオイを周囲に嗅がせることになる」とのこと。冬は体温を保つために基礎代謝が高まり、暖房のきいた部屋に入ると汗をかきやすいそうだ。冬のニオイの原因は、どうもここにありそう。

とはいえ、ニオイを不快に感じても、本人にはなかなか言えないもの。「不快なニオイを感じた場合、当人にそれを指摘しますか」というアンケートで、「直接指摘する」と答えた人は300人中わずか7人。「さりげなく気づかせようとする」は40人で、「指摘しない」が151人と大多数だった。

そうはいっても、ガマンはお互いにとってよくない!ということで、「本人に気づかせる方法」を聞いてみると、「消臭剤をまく」「デスクにファブリーズを置く」など、外堀を埋めていくタイプが多数。そのほか「周辺でニオイがすると強調する」「なんか臭くない?って話しかける」という人や、「鼻を押さえる」「近づくとマスクをする」など、わりと直接的に不快感を示す人もいた。ちなみに、五味先生によると…。

「ニオイがきつい人は、自分のニオイに慣れているため、なかなか自覚できない。注意して教えてあげるしかありません。さりげなく教えても気づかないようだったら、職場であれば、直属の上司に指摘してもらうのが一番ですね」

体臭は本人に悪意がなくても発生してしまうもの。伝え方によっては相手を傷つけてしまうので、慎重に対応したいものですね。
(西田友紀/blueprint)

※この記事は2012年12月に取材・掲載した記事です

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