忘年会シーズンに気をつけたい

あなたの隠れアルハラ度チェック!

2014.12.13 SAT


今成さんによると、酔っ払って絡むだけでも「飲酒にまつわる人権侵害」になる可能性があるのだとか。“隠れアルハラ”になっていないか、いま一度自分を見直しておきたい
忘年会シーズン真っ盛り! …というわけで突然ですが、あなたは次の6つの質問にいくつ当てはまる?

□練習すればアルコールは強くなれると思う
□先輩から注がれたら、断っちゃいけない
□飲み会はちょっとぐらい無茶しないと、楽しくならない
□酔ってるんなら、多少の暴力や暴言はしょうがない
□場を盛り上げるイッキコールを3つ以上知っている
□男だったら飲めないとかっこわるい

実はこれ、イッキ飲み防止連絡協議会が作成・公開している「アルハラ・セルフチェック」の一部である(原文ママ/一部抜粋)。アルハラとはアルコールハラスメントの略で、飲酒に絡む迷惑行為のことだ。

「一気飲みを強要しなくても、知らず知らずのうちに加害者になっているケースは少なくありません。もちろん、セルフチェックで当てはまる数が多いほどアルハラ加害者になる危険性が高まりますが、実はひとつでも当てはまっていれば立派なアルハラ予備軍なのです」と話してくれたのは、アルコールや各種薬物の依存問題に取り組むNPO法人ASK代表の今成知美さん。

「俺の酒が飲めないのか!」なんて無理やり飲ませるのは論外だが、こうした直接的な迷惑行為だけがアルハラではないという。

「乾杯のときにお酒しか用意しないなど、『飲まなくてはいけない雰囲気』を作り出していたら、それだけでもアルハラです。親睦を深めるためではなく、酔っぱらうことを目的とした飲み会やお酒の強さを試すような飲み会など、場の設定自体がアルハラになっているケースもよくあるので、飲み会の際は注意してください」(今成さん)

ちなみに、いちょう総合法律事務所の平賀孝治弁護士によると、「無理やり飲酒せざるを得ない状況に追い込み飲酒させた場合、強要罪(刑法223条、懲役3年以下)に問われる可能性があります。被害者が急性アルコール中毒を発症した場合は過失傷害罪(刑法209条、30万円以下の罰金または科料)、故意に酔い潰した場合は傷害罪(刑法204条、15年以下の懲役、または50万円以下の罰金)に問われるかもしれません」とのこと。

「酒は飲んでも飲まれるな」は、自分の健康のためだけではなく、周りに迷惑をかけないための格言なのかも…。お酒を飲めない人でも楽しめる飲み会を心がけたいものである。
(木谷宗義+ノオト)

※この記事は2012年12月に取材・掲載した記事です

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