漫画や映画だけ?

金持ちが剥製インテリアを飾る理由

2014.12.20 SAT

漫画や映画のなかで、お金持ちの家に必ず置いてある、トラの敷き皮やシカの首のトロフィーなどの剥製インテリア。そんな先入観からか、「お金持ち=剥製インテリア」という構図はボクらの頭に根強くすりこまれています。だけど、お金持ちは本当に剥製インテリアを飾っているの?

40年ものキャリアをもつアトリエ杉本の剥製師、杉本恵司さんに真相を尋ねてみました。

「注文は資産家や実業家の方からがほとんどです。剥製は日本ではあまり馴染みがありませんが、海外の実業家にはコレクターも多く、剥製を飾るための屋敷を建てた人もいるくらいです」(杉本さん)

やはり、お金持ちと剥製インテリアは深い関わりがあるようです。では、お金持ちが剥製インテリアを飾るワケとはなんでしょうか?

「強大で荘厳な大自然のパワーにあやかりたい、という理由で購入する人が多いようです。野生動物の猛々しさや風格が、野心や商魂を奮い立たせるのかもしれません。あとは縁起物として干支の剥製をほしがる人もいますね」(杉本さん)

たしかに剥製からにじみ出る野性味は、パワーを与えてくれそう。

「最近は死んだペットを剥製にしてほしいという依頼も増えてきました。家族であるペットをずっと側におきたいという思いから、犬や猫、飼鳥の剥製加工を依頼しにくるんです」(杉本さん)

持ち主にパワーや癒しをも与えてくれるのが剥製インテリアの魅力なんですね。

魅力溢れる剥製インテリアですが、剥製になるのは哺乳類だけではないのをご存知ですか? 横須賀にある「RSクリエイト」は魚類を専門に扱う剥製工房です。

「うちでは剥製の販売だけでなく、釣り魚の剥製加工の依頼も受けています。大物を釣った記念に剥製加工を依頼する人も多いですよ」(RSクリエイト 川音晴夫さん)

自分で釣った魚の剥製なら愛着もひとしおでしょうね。剥製インテリアに興味がある方は魚類の剥製から手をつけてもいいかも。
(名嘉山直哉/DECO)

※この記事は2011年01月に取材・掲載した記事です

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