エストロゲンが急に減る時期に起こるらしい

片頭痛と生理周期は関係あるの?

2014.12.03 WED


頭痛が続くのは辛いものですが、忘れずに手帳につけておいて、生理と関連しているのかどうかを見極めましょう 画像提供/Ushico / PIXTA(ピクスタ)
男性よりも女性に多いという片頭痛。特に生理前に起こる片頭痛がひどいという人は多いよう。やはり、片頭痛と生理周期は関連があるの? イーク丸の内・表参道の長西美和先生に聞きました。

「女性の片頭痛はホルモン量の変化によって引き起こされるケースが多く、生理周期と関連して起こります。なかでも、排卵直後と生理前のエストロゲン分泌量が下がる時期に、片頭痛に悩まされるケースが多いようです。はっきりとしたメカニズムはまだ解明されていないのですが、エストロゲンが低下すると、それと連動してセロトニンという神経伝達物質の分泌量が減少することが原因のようです」(長西先生)

セロトニンには血管を収縮させる作用があるため、これが低下すると血管が拡張してしまうのだとか。頭痛は血管が拡張した時に起こることが多いので、生理周期と頭痛が関係するのはこのせいと考えられているそうです。

また、生理に関連した片頭痛でも、痛み方は人それぞれ違うのだとか。

「片側だけ痛む人もいれば両側の人もいますし、血管が拍動するような感じでズキンズキンと痛む人もいます。目がチカチカと眩しく感じる人や、視界が狭くなって見えにくくなる人、吐き気をともなう人もいますね。また、体調などによって、痛み方や痛みの強さが変わるという人も多いようです」(同)

さらに、普段よりもストレスが大きい時のほうが、症状が悪化するケースが多いそう。症状が重い場合は、受診したほうが良いそうですが、どの程度を“重い”とするかは判断が難しいような…。

「市販の鎮痛剤を飲んでも良くならないなら、病院にかかったほうがいいと思います。その場合、明らかに生理周期と連動しているようなら婦人科にかかってもいいですし、内科でも大丈夫ですよ」(同)

痛みがあった日と生理が始まった日を手帳につけておくことで、生理周期と連動しているかどうかは判断できるそうです。もし頭痛に悩んでいるなら、我慢せずに、一度行きつけの内科や婦人科で相談してみるのが良いかもしれませんね。

(相馬由子)

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