50~60代とのカラオケ対策はこれでバッチリ!

役員クラスの心をつかむカラオケ曲

2014.12.09 TUE


「銀座プラネッツ アクア」のママ、藤川カナコさん。お客さまからはよく、50代の方からは松田聖子さんの曲、60代の方からは石川さゆりさんの「天城越え」をリクエストされるのだとか
忘・新年会シーズンは、普段、一緒に飲む機会の少ない50~60代の役員や幹部クラスと酒席をともにする機会も増える。ときには、2次会、3次会でカラオケに行く流れにもなるだろう。しかし、50~60代とのカラオケともなると、「いったい何を歌ってのいいのやら…」と選曲に悩んでしまう。

そこで訪れたのは、顧客に50~60代の企業幹部も多い銀座のカラオケラウンジ「銀座プラネッツ アクア」。ママの藤川カナコさんに、50~60代男性の心をグッとつかむカラオケのお作法を教えてもらった。

「まず大切なのは、選曲以上に“上司を立てる姿勢”です。歌に自信があっても、上司より上手には歌わないこと。上司と一緒に歌っているときは、上司よりも声が大きくならないように注意すること。入れる曲が、上司の歌いたい曲とカブるのもよくないですね。初めてご一緒するなら、上司にさりげなく『どんな曲を歌われるんですか』と道々、聞いておくのもいいと思います」

なるほど、上司とのカラオケの主役は、あくまで上司、というわけですね。じゃあ、気を遣って古い曲を選んだりしたら、逆に嫌がられたりして…と思いきや「いえいえ、50~60代ともなれば懐も広くなっていますから、『合わせてくれたんだな』と思ってくれるはずですよ」と藤川さん。では、具体的な“攻略曲”を教えてください!

〈1曲目に歌いたい様子見曲〉
●50代対策…サザンオールスターズ「勝手にシンドバッド」「いとしのエリー」など

最初は上司の出方をうかがいつつ、一緒に楽しめる曲を。サザンオールスターズは万能曲が多いが、バンド初期(1985年以前)の楽曲の方がなじんでもらいやすい。

●60代対策…五木ひろし「よこはま・たそがれ」
この世代のテッパンは五木ひろし。演歌はなじみにくいかもしれないが、ぜひともコロッケのモノマネを参考に、大げさに歌って笑いを取りたい。

〈ノリがよく上司と一緒に盛り上がれる曲〉
●50代対策…フィンガー5「学園天国」
楽曲自体のノリがよく、イントロからコールアンドレスポンスでコミュニケーションを取りながら盛り上がれる。

●60代対策…吉幾三「俺ら東京さ行くだ」
近年、この世代に流行している「これが本当のゴルフだ!!」(「俺ら東京さ行くだ」のゴルフバージョン)との選曲カブりを避けつつ、盛り上げやすいテッパン曲。

〈上司に「わかってるな」と思わせられる曲〉
●50代対策…アリス「遠くで汽笛を聞きながら」
カラオケの締めで歌われることが多いが、メジャーすぎないので「自分たちのことを考えて練習してくれたんだな」と思ってもらえる。

●60代対策…石原裕次郎「嵐を呼ぶ男」
しっとりしたバラードが好まれやすい石原裕次郎は、あえてメジャー曲を。「このヤロー! かかってこい!」などのセリフ部分では、思い切り芝居がかった調子で。

〈上司の笑いを誘うウケ狙い曲〉
●50代対策…ピンクレディー「サウスポー」
1人でもいいが、2人組で踊りも含めてマスターしたい。カラオケというよりも上司を喜ばせる余興のつもりで!

●60代対策…山本リンダ「狙いうち」
動きをつけながら、完全になりきって歌うのがポイント。上司を誘惑するがごとく、妖艶に歌い切りたい。

まだ聞いたことがない曲が含まれる人も多いと思うが、あえて選ぶことで喜ばれるはず。また、上司世代が好きそうだが、カラオケで歌うと嫌われてしまう“地雷曲”もきいてみた。

〈避けておいた方がいい曲〉
●50代対策…大滝詠一「恋するカレン」
大滝詠一を好きな人は多いが、この曲を歌いたいケースが多いため、選曲カブリを起こしやすい。

●60代対策…軍歌
「年配=戦争を知っている世代=軍歌」と短絡的に考えるせいか、選んでしまう人もいるのが軍歌。無理している感がアリアリと出てしまい、ひかれてしまう。そもそも今の60代はほぼ戦後生まれなので、「年配=軍歌」は大間違い。

ちなみに、上司世代が一番引くのは、ももいろクローバーZなどデジタル音が効いたスピードの速い曲と、ビジュアル系の楽曲。前者は「ガチャガチャしてうるさい」、後者は「陶酔しているようでしらける」との感想があるそうだ。

「一方で、今の50代、60代の人は意外と最近のヒット曲も好きなんですよ。特にAKB48の「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」やKARAの「ミスター」などは、ノリノリで歌っている人も少なくありません。ただし、盛り上がるのも、体力的に数曲が限度。30代の皆さんは、こうした面でも上司を気遣ってあげてくださいね」(藤川さん)

最後に、「選曲にしてもノリにしても、お互いに無理をしない程度に合わせるのが大事」とアドバイスしてくれた藤川さん。教えていただいた曲は、どれも名曲ぞろい。練習していたら意外にハマって上司と意気投合…なんてこともあるかもよ?

(有馬ゆえ)

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