わずか10分で1年分の汚れがとれちゃう!?

「自宅で洗える革靴」4つの条件

2014.12.18 THU


柔らかいスポンジで泡立て、泡で優しく洗うのが傷めないポイント 撮影/森 カズシゲ
ビジネス小物の定番・革素材。特に毎日履いているビジネスシューズは、雨ジミなど靴磨きでは解消しにくい汚れがこびりついていることも。「革は基本的に、水に浸けると固くなったりひび割れたりしますが、よくビジネスシューズに使われるツヤ革は比較的丸洗いしやすいんです」と教えてくれたのは、国家クリーニング師の中村祐一さん。「洗濯王子」の愛称で親しまれる自宅洗いの伝道師だ。中村さんによると、革のカバンも、芯に紙が使われていないかなどに気をつければ、表面のみ革靴と同様の方法で洗うこともできるという。中村さんがあげる、自宅で洗える革の条件は以下4つ。

<自宅で洗える革の条件4ヶ条>
□ヌメ革ではない
□表面が起毛した革ではない
□ベージュなど色が薄くない
□コーティングされていない

4つの条件をチェックしたうえで、まずは目立たない部分に洗剤をつけ、シミにならないかチェックしてから挑もう。洗い方のステップは以下の通り。

STEP1:埃や泥をブラシではらう
ブラシを全体にかけ、埃や泥などを落とす。ぬい目や溝などの細かい部分は念入りにブラッシングしよう

STEP2:泡で汚れを落とす
濡らした柔らかいスポンジにサドルソープをつけ、よく泡立てる。靴の外側、内側ともに泡で撫で洗いしよう

STEP3:泡と汚れをスポンジで撫で洗い
泡がついたスポンジをよくすすぐ。きれいになったスポンジに水を含ませ、撫でるように泡と汚れを落としていく

STEP4:水分をタオルで拭き取る
バスタオルなどの乾いた布で、外側、内側ともに水分を拭き取る。布に水滴を染み込ませるようにすると良い

STEP5:形を整え乾燥させよう
乾いたフェイスタオルや新聞紙などを中に入れ、形を整える。風通しの良いところにおき1~2日乾かそう

STEP6:油分を補い仕上げ
靴に同色、もしくは無色のクリームを薄く伸ばすように塗り、乾いた布で磨き上げて完了

乾燥には1~2日かかるが、革靴を洗うのにかかる時間は、わずか10分程度。1年活躍した革靴を丸洗いして、新年を気持ちよく迎えよう。

(辺土名 悟、河島まりあ/GRINGO&Co.)

  • 洗濯の賢人 中村祐一さん

    国家資格クリーニング師、長野県のクリーニング店「芳洗舎」3 代目。「洗濯王子」の愛称で雑誌やTVで活躍。公式サイトでは洗濯相談の受け付けも
  • ほこりや泥を落とす靴用ブラシ。コロンブス「ハリスブラシ490(豚毛)」864円
  • 革靴用の洗剤。雨ジミなどをきれいにする。M.MOWBRAY「サドルソープ」972円
  • 革に防水性と光沢を与えるクリーム。コロンブス「ブートブラックシルバーライン シューポリッシュ」756円

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