温泉ソムリエ・おかもとまりさんに聞く!

「名湯そっくり入浴剤」BEST5

2014.12.22 MON


おかもとさんの郷里・群馬県藤岡市にも温泉がいくつかある。こうしたことを知っておけば、トークの幅も広がる!?
温泉名を冠した入浴剤がある。そこで気になるのは再現性。「○○の湯」を入れると、本当にその温泉の泉質に似たお湯になるのか?

これを検証するためにお招きしたのは、ものまねタレントのおかもとまりさん。「温泉ソムリエ」としても活躍中の彼女は、入浴剤の“ものまね”レベルを鑑定するにはうってつけの人物だ。

本来であれば、実際に入浴してもらって感想を聞くところだが、オトナの事情で、お湯を張った容器に入浴剤を入れて、匂いや手触りで判断してもらうという方式を採った。

足湯ならぬ手湯をあれこれと試すこと、小一時間。ベスト5が出そろった。以下、発表しますよ。

栄えある1位は、「別府温泉入浴原料 湯の花」(村上商会)。別府温泉の温泉噴気孔から採取した湯の花を袋詰めにした商品だ。色は緑がかっている。

「うわー、液体なんですね。封を切った瞬間に強烈な硫黄の匂い。“湯の花”とは温泉の成分が凝縮したものなので、本物の別府温泉に入っているのとほとんど変わりませんよ」

2位は「那須温泉 天然湯乃華」(ケーアンドケー)。こちらも、やはり那須温泉の源泉から採れる湯の花を固めて小分けにパックしたもの。

「お湯の色は乳白色で、手触りも滑らか。液体のインパクトには負けますが、これも家のお風呂で温泉気分が味わえそうですね」

ここまでは、いわゆる“本物”の温泉。それ以外は、化合物と香料、着色料をブレンドした“温泉風”入浴剤だ。長考の末、3位には「乳緑色のお湯で森林浴効果がありそう」という理由で「にごり湯紀行」シリーズ(白元アース)の「乳頭温泉」がランクインした。「にごり湯は別名“メタボの湯”ともいわれていて、血液の循環をよくするんですよ」。

さらに、4位は「オレンジの香料を使ってるけど、何となく温泉っぽい雰囲気に仕上がっている」ところを評価して「日本の名湯」シリーズ(バスクリン)の「鳴子温泉」、5位は「旅の宿」シリーズ(クラシエ)の「草津温泉」という結果となった。

「3位以下の入浴剤でも、保湿成分が入っていたり、香りによる癒し効果があったりするので『こんな温泉があるんだ~』と楽しみながら入ってほしい」と、おかもとさん。また「冬には湯冷めしにくい“塩化物泉”の成分が入っているものがオススメ」とのワンポイントアドバイスも。自分好みの商品を探しつつ、本物の温泉について知る入り口になれば、入浴剤も本望だろう。
(石原たきび)

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